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2011.12.04
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カテゴリ:観劇日記
菊五郎が夏休みから帰ってきてから、年明けまでの間は、どうしたって観劇予定は歌舞伎の割合が高くなるし、それでなくても演劇はオン・シーズンだしってんで、公演期間の長いミュージカルはよっぽどのことがないと優先度が下がるのだけど。

今月だって、歌舞伎の他に文楽とお能と狂言があって、それでほぼいっぱいいっぱいな感じ。

そこへ、挿し色のように?割り込んでいる変わり種の一つがこれ、今日のダンス・オブ・ヴァンパイア。帝劇100年の掉尾を飾る公演なんだよね、確か。

新作じゃないけど、私はこれ、今回初めて観ました。どうやら陽気で気軽な作品らしいと聞いて、そりゃ師走にちょうどいいじゃないって気分にはなったけど、他で何かとモノ入りだから…やや安めの席で。

でも、キャッツやライオン・キングのように場内を役者が歩きまわると聞いてたから、2階席はやめて、1階の後ろの方。これが、初めての身の上にはなかなかのアタリで、振り返らなくてもいいから楽だし、見失う心配もないし、落ち着いて観られてOK。

良かったなぁ。

思惑通り、明るくて楽しい作品。ストーリーにほとんど意味はない?ようだし、踊れないと話にならないので、集客目的のアイドル的存在が目障りになってるってこともないし。

唯一踊らない(踊れない?)山祐は、歌唱力をいかんなく発揮し、他に見せつける勘所いっぱい。こちらのご贔屓にも十分満足できてお腹一杯になる内容ですねぇ。ささやくような歌い方をするところは相変わらず素敵だし、絶唱!って感じもいい。そして、それに反して?動きはますますイロモノ街道驀進…その感じ、少なくともこの演目にはピッタリはまって、まるで当て書きしてるみたい。

それに、ワタクシ的には、この日の一番の期待の星だった森山開次の踊りが圧巻。いやー、すごい、見応えたっぷり。何が良かったって、10本の指の一つ一つが描く軌跡が美しいの何の。うーん、踊れるってこういうことかぁ。

この二人のおかげで…というか、この二人と比べちゃうから、主役?の二人、アルフレート山崎育三郎もサラ知念里奈も、歌も踊りももう少しな気がしちゃう。ちょっと気の毒かな。冷静に見れば、悪くないもんね、きっと。

いや、何よりこの二人は、それぞれの役のキャラクターによく似合ってて、今日の配役全般に私はとても満足しています。楽しかったな。うん。

記念ハンカチは、ちゃんと袋から出して手に持って準備してたもんね。私には珍しく、カーテンコールでみんなで踊るところもね、参加しましたよ、ええ、スタンディングで。それくらい機嫌よく終われたからねー

一緒に行った友人も楽しんでたし、師走にはこういう肩のこらないもんがいいかもなぁ。

いや、師走のお約束は、1に忠臣蔵、2にくるみ割り、3,4がなくて、5に第九。第九は聞くより歌いたい世界だから、これと近いかも。第九とこれを差し替えたような気になろうかな。うん。

◇◆◇

今朝、ポストに見つけた演劇界の最新号。表紙にどどーんと菊之助の道成寺。そして付録はカレンダー。この一年、表紙を飾った写真を集めている(ほぼ、一部違うけど)ので、1月に菊五郎の直侍、2月は菊之助の玉手であーる。

演劇界12月.gif

出がけにこれを見て上機嫌になったせいか、いつになく早く劇場入りした私。

いやー、土日って、混んでるんですね(爆)入場するのにあんなに並ぶとはっ





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Last updated  2011.12.04 21:58:41
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