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カテゴリ:観劇日記
新国立へ、「みんな我が子」を見に。
これは新国立の主催公演じゃないもんだから、チケ取りをついついうっかりしていたのだけど…大人気!ってわけじゃないのが幸いして(爆)ちゃんとそれなりの席が確保できてよかったよかった。 行ってみたらば、なるほど、ガラガラじゃないけど、どちらかと言えば空いているかも。 でも、うっかりしっぱなしにならず、ちゃんと観られてよかったです。いいお芝居。 アーサー・ミラーらしい…とがって痛い話ではあるのだけれど、それぞれの抱える問題と不満と我意が絡まって、ああ、人間社会って…なんて思ったり。 いかにも舞台作品らしく、場面は裏庭で、そこにいろいろなヒトが現れて会話するだけのお芝居なんだけれども、そこに時間の流れがあり、心の変化があり、しかも謎解きみたいな要素まである。 長塚京三と麻実れいの芝居はさすがだし…この二人の真意が、意識的にせよ無意識の行動だったにせよ、だんだん解き明かされていく過程がとても素敵…純粋で理想に生きてるっぽいセガレ役の田島優成と、反対に現実を受け入れて冷静かつ意志的なその幼馴染で恋人役の朝海ひかるもいい感じ。 今年「ゴドーを待ちながら」で、初めてナマで見た柄本佑も、テレビ「おひさま」でのタケオほど反則技を使わずに個性を光らせていて、この人を今見ておくのは大事かもと思っちゃう。お父さんは乃木大将になっちゃった年齢なのが不思議なくらい(爆) そして、私が一番「ああ!」と感じたのは、ちょっとしか出てこない上に、かなり毒を持って登場する隣家の妻の山下容莉枝。この人の言い分は、なるほどよく理解できるし共感もできるし、毒を履きたくなる気持ちもよーくわかる。やれやれって思っちゃう。あはは 空席があるせいで、ディスカウントも出てるから、できればもう1回見たいくらいなんだけどねー、さすがに日がないや。残念無念。 ◇◆◇ 前回、ここの売店でおむすびを食べたのに味をしめていた私。 今日も仕事先から直行だった上に、ちょうど開場時間に到着したので、おむすび狙いで売店に直行したところ…あら、サンドイッチしかないんだ。 オネーサンに聞いてみると…「公演ごとに置いてあるモノが変わるんです」とのこと。主催者によってメニューが変わったりするんだって。へー 今日は標準のメニューとな。そうか、サンドイッチがスタンダードなんだ。 お値段(600円)のわりにはきちんと作られていて美味しいサンドイッチでした。これなら、おむすびの代わりにしても、文句ないや。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.12.07 23:50:52
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