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猫並生活

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2011.12.31
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カテゴリ:徒然日記
今年最後の日記は、一年の締めくくり。何でもベスト3を整理して終わろうと思います。

まずは己の身上から。猫並的2011年出来事ベスト3を考えると…

1番はやっぱり初舞台。わずか5分?の瞬間芸であろうと、後からDVDをみるとどっと落ち込む内容であろうと、なんと言っても人生初の白塗り&ヅラは最大の事件でございました。楽しく嬉しく機嫌よく、それっきり調子に乗ってるオバサン猫並でございます。調子に乗ってるだけじゃなくて、ちゃんと精進しなくちゃね。貯金より何より、上達なくして次はないもんな。

2番も地唄舞関係。普及協会の催しをスタートさせた今年。失敗もしたし勉強にもなったし出会いもたくさんあって有意義でした。これっきり終わったわけじゃなくて、2012年も続くので、まだまだ学びつつ発信しつつ頑張りたいなと思っております。

3番には大震災。被災したわけじゃないし、計画停電の対象地域でもなく、帰宅難民ってほどでもなかったのだけど…それでも西新宿から浜町まで歩いて帰ったり、長周期地震動っぽいものを体験したし、天井に固定してあった書棚が倒れてて衝撃を受けたし、うかうかしてたらトイレットペーパーが枯渇して慌てたし、非日常は我が身にもたくさん起こりましたもんね。猫たちも大変だったし。その後しばらくは仕事のキャンセルも多くて、生活の危機?!を感じたりもしたっけなぁ。これも、終わったわけじゃなくて、むしろこれから税金とか電気料とかいろいろあるよね。頑張らなくちゃね。

次に、資金的にも時間的にも多く投資している我が最大の楽しみ!の観劇について。

今年は珍しく一年間のうちに2回も菊五郎劇団@国立の通し狂言を観られた年だったけれども…うーん、どちらもベスト3には入れづらいかな(爆)松也くんの挑むもやっと見たんだけど、これも入らないかな(大爆)

歌舞伎のベスト3は、いいとか悪いとか好きだとか嫌いだとかいうのではなくて、〆る今、印象に残っている順。

1番は7月鑑賞教室の、松緑の碇知盛。実は、今年は松緑の役があれもこれも記憶に残っているのです。5月の團菊祭の蘭平もよく覚えているし、恩讐の彼方にもね。顔見世の外郎売も。その中でも一番印象が強くて、そのせいで来年2月の御園座が楽しみな碇知盛。これがなんと、今年のベストワン。

2番は菊五郎の魚屋宗五郎。これ、私は遠征しなかったけど、6月の博多座でもやってるんですよね。年に2回。それがどうだったのかはわからないんだけども、今年観た菊五郎のすべての中で、私はこれが一番好きでした。新三もやったし弁天も観たし、ご機嫌でやってるように見えた浮舟も面白かったんだけど、今思い出して印象がもっとも強いのは宗五郎かな。

3番は良くも悪くも2月の浮舟。菊之助は可愛いデブだったなぁ(爆)吉右衛門のセリフ忘れの「もう、いっちゃって!」は衝撃的だったなぁ。今年、菊之助は鏡獅子も道成寺も見たんだけども、観られたことは幸せだけど、なんたってハードル高いこの二つ、ベスト3にあげますか?っていうとキビシイ。でも浮舟と、それから恩讐の彼方にの悪い女はとても印象的。で、僅差というか、吉右衛門プラスで浮舟が3番かな。

歌舞伎以外でひとまとめにすると…

1番はダントツ。焼肉ドラゴン。2月に観て、それっきり、これを超える舞台はなかったです。初演を見逃したのが今さらながら悔やまれるけど、再演を見逃さなくてホントに良かったとも思う。これは、今まで観たストレートプレイの中でも1番かもしれない。何とも言いようがないくらい、素晴らしい観劇体験だったもん。

2番はしのぶちゃんの小鷹狩掬子。お芝居が良かったとかしのぶちゃんが魅力的だったとか、そういうのもあるんだけど、大きかったのは黒色すみれの音楽に触れたことかな。あの音楽がこの芝居の魅力の大きな要素になってる感じ。私には、切り離しては考えられない。もしかしたら、黒色すみてポイントが大きく貢献しての2番かも。その後、黒色すみれのCD買いまくったもんな…

3番はレミゼのスペシャル・キャスト版。帝劇100年の記念行事の一つのようだけども、これが観られたのは大収穫。やっぱりオールスターっていうかね、大顔合わせってすごい。歌舞伎座のサヨナラ公演で歌舞伎を初めて見たってヒトにあったけど、その後ガッカリしてない?って心配しちゃう。それと同じかな。なるほど、普段のレミゼの何倍もの感動があるなって感じた記憶が今でも鮮明。若手の登用は大事だけども、マリウスとかアンジョルラスとか、それなりに場数を踏んだ人がやると、芝居全体まで全然違って見えるんだなぁ。現行の演出はこれが最後で、今は新しい演出のオーディション中とか。新しいモノが楽しみに思えるのも、これを観たからだと思います。

そして、最後に、今年読んだ本のベスト3をあげておこう。

1番は群ようこの「れんげ荘」。これは私?いや、私の憧れ?いやいや、私の…うーん(爆)

2番は震災でちょっと話題になったドナルド・キーンの古いエッセイ「私の大事な場所」。話題になったから読んだってわけじゃないんだけども、古いのに意外なほど楽しめたエッセイとして記憶に残っています。

3番は今年初めて手に取った大流行作家?の東野圭吾の作品の中の一つ「容疑者Xの献身」。最初に読んだ作品…東野圭吾の最高傑作とどこかで聞いた作品が全然合わなくて、好きじゃないかもと思いつつ、もう1冊くらい読むかと手に取ったもの。図書館で(たぶんたくさん蔵書があるから?)たまたま棚にあったから。そしたらこれは楽しめた。うん、これは好き。これが最高傑作なら理解できる!と、思ったら、なるほど、これで直木賞じゃないですか。そうよね、そうよ。その後、どういうご縁か、映画化作品DVDをレンタルで鑑賞し、初志の輔らくごでも東野作品の新作落語を聞き、何かと馴染んだ一年になりました。

と、いうわけで、今年も無事に納めます。

来年もどうぞよろしく。良いお年を。





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Last updated  2012.01.01 00:53:37
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