昨日行った図書館で借りた本の一冊が「絶対音感」(著者:最相葉月)・・・。この本が、というかこの本が引き金となって「絶対音感」という言葉がプチ一世風靡をしたのはいつだったろう・・・と本の奥付を見れば”初版1998年”!!おおっ、実に7年前!!
と今になってこんな本を読もうとしているのだが・・・これがどうも・・・面白い、というわけではない^^;誰が読んでもこんな感じなのか、それともノンフィクション素人の私が”ノンフィクションのツボ”なるものをわかっていないのか・・・うぅん、わからんm(_ _)m
私は絶対音感とはこの本が書かれた頃、ポッと出てきたような概念、言葉なのかと思っていたらこれが大間違いであった・・・音楽関係者の間では戦前から注目されていた能力であり、その頃から子供の絶対音感を”後天的に養う”という教育がなされており、その教育は”絶対音感は優れた音楽家になるために不可欠な要素”という誤った概念の元、ともすれば加熱し過ぎることがある。・・・まぁこう書いてしまうと身もふたもない話だが、これは何とも日本的な現象だと痛感するのは私だけではないでしょう。「英才教育」に血道をあげる親の多い極端な日本の教育事情・・・・やめとけやめとけ・・・と思うのはこれまた私が子なし女だからかな?
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Last updated
2005.10.24 20:36:42
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