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しまミーコの「猫の世話」と「本作り」

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2005.07.27
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カテゴリ:英語のこと


●全然「ヤマトナデシコ」じゃない私

ふだんの私は、どちらかといえば、にぎやかな性格だと思います。
早口で、おしゃべりで、いつもげらげら笑っていて、
どうひいき目に見ても、「ヤマトナデシコ」ではありません。

●香港駐在時代のお話です

あれは、香港に駐在していたときのことです。
夫の会社のパーティに喜び勇んで出かけました。
まだ、暮らし始めたばかりで、私は英語はまったくできません。

ですが、生来の人好き・にぎやか好きで、
「外国人とお友だちになれるチャンス!」
「英語のリスニングのチャンス!」
とばかりに出かけたのです。

当時の私は専業主婦をしていました。
そういう晴れがましい場に目をきらきら輝かせていました。

パーティは、社員の家族も招いての親睦が目的でした。
夫はデンマークに本社のある会社に勤めていて、
90年代半ば、香港支社に赴任しました。

●お店に着いて驚いたことは…?

円卓を囲む中華料理店でパーティは行われました。
お店に着いてびっくり!私の隣は夫ではありませんでした。
てっきり隣に座ってくれると思っていました。
でも、親睦が目的ですから、夫婦はわざと別のテーブルに着くのです。

私と夫以外に日本人はいません。
夫のテーブルは、内緒話ができないような、はるかかなたでした。

●いよいよパーティがスタート!

右隣は、白い口ひげがステキな、デンマーク人男性でした。
私に何か話しかけてきます。
いくら英語ができないと言っても、Nice to meet you. くらいは言えます。

ですが、それ以上が進みません。さっぱり聞き取れないからです。
だから、にこにこ(げらげらではなく)笑ってごまかします。

そうすると、あまり英語が話せないんだなと向こうもわかってくれます。

●もしかして英語ができないのは…?

円卓には、6、7人が座っていたでしょうか。
私以外の人は全員英語はぺらぺらです。

香港スタッフはもちろんのこと、社員の家族のデンマーク人、
中国人も英語はまったく問題ありません。

常識知らず、怖いもの知らずの私はこのことにもショックを受けました。
私以外の駐在家族にもう一人や二人、英語ができない人がいて当然と、
漠然と信じ込んでいたのです。

つまり、英語ができないのは、20人あまりの中で、私一人だったのです。

●パーティは楽しく進むが…

パーティでは、私以外の人々が、楽しげな会話を続けていました。
ときおり、テーブルを超えて、ジョークが飛び交っていました。

聞き取れたわけではありません、みんながどっと笑うタイミングで、
ジョークが出たのだと感じただけです。

それに合わせて、わたしもにこにこ(げらげらではなく)していました。
まるで聞き上手の「ヤマテナデシコ」のように。

すると、私が英語ができるのかと勘違いした、向かい側に座っている、
香港支社の女性が私に何か質問してくるのです。

「クミコ!」と呼ばれ、せりふの最後の語尾が上がってるので、
質問だなと思いました。

●しまミーコ、フリーズの瞬間!

でも、な、なななにを聞かれているのか、わ、わわわかりません。
パニックになり、英語で「わからない」とどう言えばいいのかさえ
わからなくなりました。

同じ円卓に座る他の人々が、みんな一斉に、私のことを見ています。
会話は途切れ、シーーーーーーーンとした空気が流れます。

みんなもどうしていいかわからないのです。
香港支社に日本人(夫)が来たのは初めてで、
英語が話せない人がスタッフ関係にいるのも初めてのことだったからです。

みんなは、決して意地悪な視線で私を見ていたわけではないのですが、
あの冷ややかな雰囲気は、今でもしっかり記憶に残っています。
30歳代のりっぱな大人になって、あんな恥ずかしい思いをするなんて…。
穴があったら入りたいとはまさにこのこと。

●ヤマトナデシコ物語は続く…

その夜は、どーーーーーーーんと落ち込んだことはいうまでもありません。
英語学習のモチベーションが一気に上がった夜になりました。
ですが、いきなりぺらぺらにはなりませんから、
このような「ヤマトナデシコ」物語は、その後もずっと続くのです…。

★今日も最後まで読んでくださって、どうもありがとうございました。

☆拙著の紹介をさせてください。
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『ミーコのおしゃべりEnglish~ネコの手を借りて覚えよう!』(三修社)
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Last updated  2005.07.27 17:21:09
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