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りらっくママの日々

りらっくママの日々

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2007年12月16日
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カテゴリ:映画
観た観た観たよ!

「ダイ・ハード4.0」!!!!

いやぁ~、噂には聞いていたけど、

ホントに死なないわ!!!大笑い

あ、いいよね?内容は!

だって、いつもの感じだもん!

見ればわかるって!

とにかく死なないんだから!

すっげー!!!ターミネーターより無敵だよ!

アレで足の一本も折ってなさそうだからスゴイよ!

もう、後半なんて、あまりにも大丈夫過ぎちゃって、

大爆笑!!!!大笑い

いやぁ~、映画館で観ないで良かったね、コリャ!

ツボに入っちゃったよ!

あははははははは~!って、笑い過ぎだよ、おい!って感じ!

周りに迷惑かけちゃう~!!!

あ、でも、

映画館で観た方が絶対イイ迫力だったネ!!!!

そうそう、助けてくれるハッカーの男の子が、

何となく嵐の松本潤くんに似てた~!ピンクハート

今ってパソコンで何でもできちゃうんだね~!!!

コンピューターできるって強味だよなぁ。

裏の世界が怖くなりました…!!!ショック

いいぞぉ~!マクレーン!

娘のためなら何でもできちゃうのね~♪

んでもって不死身!!!

きっと、子供を持った親バカさんなら、心はみんなマクレーンになりそう♪グッド


そうそう、マクレーンの退職金がその後どうなったのかが気になります…。(笑)

-------

「ある女の話:アヤカ」


母親がお風呂場まで来た。

「マノくんって男の子から電話だけど~」

「え?!マノ?くん?」

「どうする?」

「どうするも何も、お風呂から出たらかけ直すって言っておいて~。」

ビックリした。
そっか、バンドしてた時にみんなで家の番号教えあってたんだっけ…。

でも、かけ直すのも何だよな~ってグズグズしてたら、
母親が、早くかけ直さなくていいの?
って。
感じのイイ子ね~。珍しく。
って。

お母さん、それはマノの手なんだよきっと。
心の中でそうつぶやいた。

髪を時間かけて乾かして、
どうしようか迷って、
電話してみた。

「よう。」

ハキハキとしたマノくんの声がした。
オマエ、お母さんと何話したんだよ、このマダムキラー!
って、一瞬思った。

「おう。」

マノくんはクククって笑った。

「おうは無いだろ?女なのに?」

「何~?用事があったんじゃないの?」

「ああ、あのさ、俺んとこの学校の友達で今度バンド組んでてさ、
良かったら月末なんだけど見に来ないか?」

「え…」

「前のメンバーとは全くカンケー無いから。
ツカダも来ないし。」

マノくんは、私の躊躇した理由をすぐに察して、
なのに、ちゃんとハッキリ言った。

「何で私が見に行かなきゃいけないのよ?」

「あんなとこ行ってるよりいいだろ?
オマエ暇なんじゃないの?
俺のドラムすげーぞ!
前より上手くなってるしさ。
聴きに来いよ!」

「ドラムが上達しててもよくわかんないし。」

「つめてー!オマエそれ、ぶっちゃけ過ぎだろ!」

私はマノくんのテンションにつられて笑う。

「いや、行ってもいいんだけどさ。
あ、でも友達連れてかないよ。
変に手出されると困るから。」

「へー、そりゃ残念。
べっぴんさん連れてきて欲しかったのに。」

「残念だね。」

「嘘だよ。
まあ退屈しのぎになればいいだろ?
あ!俺の友達紹介してやるよ。」

「え?マノくんの友達…」

「何だよ?
イイやつばっかだよ。
俺が友達見る目があるのは知ってんだろ?」

「はは…もういいよ。
もう男はいいって。
紹介されたりしたら、簡単な気持ちで付き合えないもん。
心配してくれてありがと。」

本気で心配してくれてるのが伝わってきて、
何だか嬉しくなった。

幼馴染以外で、女として見ない男がいるっていうのは、
珍しいかもしれない。

それがとても嬉しかった。


エリは会社で会った先輩と付き合い始めた。
今、すっごいラブラブだったりする。
でも、マノくんは、心の中に残っている特別な存在だって、
会話しててわかる。

コレはエリに対して裏切りに入るんだろうか?

でも、マノくんはその点、手抜かりが無い。
結局エリにも私とバッタリ会った話やら、その時の私の状況、
今回ライブに誘った話まで報告していた。

エリに会ったらそのことを話してきた。
いきなりマノくんから電話が来たと。
友達として私を誘ったから、
変に、エリに勘ぐられないように思って…と。

「行ってきたら?マノのバンド。
マノ、心配してたしさ、アヤのこと。」

私は何て言っていいかわからない。

「私はもう大丈夫だから、マノのことは。
アヤが好きなら付き合ったっていーよ。」

「ううん。そういうのは無いから。
ホントに。
いくらなんでも、そういうのは無し!」

正直マノくんより、エリの方が私にとっては大事だった。
この友達がいなくなったら、私はどうしていいのかわからない。

「エリはいっしょに来ない…よね?」

「そんな不安そうな顔しないでよ~。
ダメダメ!今彼氏いるもん!
それに、今さ、会ったりして、あの頃の気持ちが戻っちゃうと困るし。
彼のこと大事にしたいんだ。」

「そうだよね。ごめんね…。」

「今さ、彼氏ばっかりになっちゃってるから、
アヤのこと心配だけど、何もできないじゃん。
正直、マノとアヤのこと意外だったけど、
今は私は、マノと友達になってるから。
うんでも、アヤがマノと繋がっててくれると、ちょっと嬉しいかもしれない。
あ~、まだ未練かなぁ…。」

私はエリの正直で素直な気持ちを聞いて、
また一層エリのことが好きになってしまった。
今は男より大事。
変?

「そういうもんなの?
う~ん、それなら行ってもまあいいのか…。」

「行ってきなさい!
でもさ、複雑な気持ちは確かにある。
他の女に取られる位ならアヤのがいいとも思うし、
いや、でも、全く知らない女とくっついててくれとも思うし…。」

彼氏とよっぽど上手くいってるんだろうな…。
エリは、複雑ながらも、
私のことを信頼して言ってくれてるんだと思った。

私も、マノくんのこと、男としてじゃなくて、
ちゃんと友達として見てあげようと思った。

どうも私は女子校のせいか、
男を友達として見なさ過ぎる気がする。

「でも、アヤとマノに何があったにしても、
私には気持ちに嘘つかないでよ。
それでショック受けることあるかもしれないけど、
私にとって、アヤカはホントに大事な友達なんだから。」

「やだなぁ~。
私もエリのことすっごく大事なんだよ。
ホント、ホント、何にも無いから!
マノくんは私のこと同情してるんだよ。」

心からそう思ったけど、
エリはちょっと淋しそうに笑った。

「アイツが人のこと同情したりっていうか、
気にするのなんて珍しいよ。
私がその存在になりたかったんだけどな。
でもさ、アイツにはそういう存在が必要だと思ってたんだ。
本気で誰か好きになって欲しい。」

「エリは、ホントにマノくんが好きなんだね…。
お母さんみたいだよ。」

エリは爆笑した。
そうかも~!とか言って。

私はそういう恋もあるんだな…って思った。
相手がダメだとしても、
好きなもんは好きなんだな~って。

私もエリみたいな恋したかったよ。
相手をもっと思いやれるような。
何があっても好きって言うか、
終わっても好きみたいな、そんな恋。

私はもうツカちゃんに二度と会いたくない。


結局、そのライブには、何となく友達を誘えなくて、
一人で行くことにした。
今の私は気分転換できれば何でもいい。

一人で行くのは場違いかもって思ったけど。
マノくんが気を使ってくれて、
バンドのメンバーを紹介してくれた。

打ち上げの飲み屋で、みんなが面白い話をしてくれるので、
ゲラゲラ笑った。

帰り道にまたマノくんが送ってくれた。

「今日、どうだったよ~?」

「うん、スゴク良かったー!
行って良かったよ。
みんなイイ人だったし。
ありがとうね。」

「うん。じゃさ、またあったら誘うから。」

「ありがと。」

マノくんは家の前までまた送ってくれる。

「どしたの?」

マノくんが帰ろうとしない。
シッシッって感じで手を振った。

「いいから、早く中入れって。」

どうやら中に入るのを見届けたいらしい。

「うん。
…あ、やっぱ悪いから、こっからマノくんのこと見送るわ。」

「何だソリャ?じゃな!」

マノくんは振り返らずにまた手だけ振って帰った。

一瞬かなりイイ男に見えたけど、
いかん、コレがマノの手なんだ!
マノマジックだ!
って思って頭を振った。

いや、でもちょっと待てよ。
モテモテのマノくんが私を口説く?
有り得ない…。
私は自分が自意識過剰になってることが可笑しくなった。
いくら何でも、かなりずうずうしいだろう。

ツカちゃんと会う前の自分に戻れたような気がした。
また絵も描こうかな…って、
そう思った。






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最終更新日  2007年12月16日 11時21分32秒
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