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今日は、京都の産婦人科外来棟でのアロマの日です。 先週、初めて 外来ではなく、病室でのアロマをさせてもらった方が また予約して下さっていました。 2時のご予約の時間を10分ほど送れて病棟に着くと お部屋から出て、点滴台を持ちながら、詰め所の前で待っていてくれました。 シャワーに入って髪も洗って、準備万端 とっても楽しみに待っていたのよ~と サラサラの髪と笑顔が輝いていました。 先週の 初めてアロマをさせてもらった後のリアクションをお聴きします。 アロマの後は、だるさやしんどさは無かったですか? 肌が痒かったり、赤くなったということは無いですか? 夜は眠れましたか? 何か変化は無かったですか? 「特に変わりは無かったけど、気持ちよかったから 久しぶりにリラックスしたわ~」 「良い香だったので、周りの方にも喜んでもらったのよ」 変わりがなくて良かったです。 香りが、周りの人にも気に入ってもらって 本当に良かったです。 「あれから、新しい療法を試したいと先生に言えたのよ。 紹介状を書いておきますから、治療が良かったら教えて下さい、と言ってもらえたの。 こんなこと、先生は嫌がるだろうからと躊躇していたけど、話して良かった。もう治ったも同じだわ。」 意欲的な 前向きな 力強い言葉が次から次へと たくさん出てきます。 先週お会いした時の 涙の姿は 見受けられません。 何かが回転しだしたのでしょうか・・・・ 何かがきっかけとなり、自分の想いを人に伝え、 自分の人生を選択するエネルギーを充電したのでしょうか・・・・ この方が、この病室でアロマセラピーを受けることになった きっかけは 1ヶ月前、ガンの再発で 打ちひしがれた思いで 言葉を失くしていた時 そっと背中を撫ぜてくれた看護師さんの温かな手から伝わる何かを実感したことからです。 15分くらいだったそうです。 背中をそっと撫ぜてくれる看護師さん。 その時、張り付いていた思いや、つき物が落ちたような気持ちになって 軽くなり、背中に羽が生えたような気がしたそうです。 マッサージしたわけでもなく、パジャマの上からだったのに、とっても心地良い時間で まさしく、 これが看護だわ~ とも思ったそうです。 その看護師さんが、アロマセラピーというものがあるのよ、私も勉強したいと思っているの。 そう伝えてくれていて、この患者さんは、アロマを受けてみようという気持ちになったそうです。 看護師さんの、一言、寄り添い背中をさする、そんな行為が患者様の心を温めていく。 日々病棟で、つらい気持ちの患者さんに寄り添うナースたち。 入院という環境の中で、ココロに届く看護を実践している仲間たち。 ナースたちの、温かなタッチで 救われている患者さんがたくさんいることを タッチの温かさ、大切さを 伝えていきたいな~と 思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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