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2009年10月31日
カテゴリ：関西アロマセラピスト・フォーラム
関西アロマセラピスト・フォーラム（ＫＡＦ）の大切なミッション  『私たちは、アロマセラピストとして生きるあなたを応援しています』 そのミッションを形にするために開催しているアロマセラピストの情報交換会 ”アロマカフェ”も第7回を迎えました アロマセラピー学会総会で発表させていただいた4題を 私と、ＫＡＦ理事の村田先生から発表させていただきました。  私の発表は・・・ 昨年度は、アロマトリートメント時に無言で関わるという研究を行い 精油を用いないオイルトリートメントでも、コミュニケーションをとった方が 心理テストや血圧測定の結果、リラックス度が増していました。 今年は、オレンジ精油を用いた無言のトリートメントのリラックス効果を検討しました。 オレンジの香りは、無言で行なっても、コンサルテーションを丁寧に行い コミュニケーションをとった普段のアロマトリートメントと同等、 それ以上とも思えるリラックス効果があったことが分かりました。 血圧、脈泊ともに有意に改善されました。 オレンジの香りのリラックス効果はすごいですね～  村田先生からは、クリニックでの患者さまに通常の治療では効果がみられない場合 インフォームドコンセントの上、同意を得られた患者様の 皮膚疾患で改善のあった事例について発表されました。 以前から、同じ皮膚の疾患で悩んでいた患者さんが、 ネットを通じて村田先生の発表を知り、問い合わせてこられた話しなど そして、精油を用いた軟膏で痛みから解放され改善されたこと・・・ 精油を用いた洗浄方法や、精油入り軟膏での改善例 本当に、わくわくしましたね 臨床現場で、精油を用いた療法を提供して、患者さんの症状が改善している。 アロマトリートメントを主に行なっているセラピストとは別の 医師ならではのメディカル・アロマセラピーです。 こんな発表を身近に知ることで、アロマセラピストにとっても アロマセラピーを進める上での自信につながります。 夜間の芳香浴で、早朝高血圧の改善になるのではないか？ これも、試してみたいと村田先生。 これまでのアロマセラピーは、フランスなどでの書物の訳から 日本に輸入されてきたのですが 精油を治療に用いるだけの医学的根拠がありませんでした。 それら、逸話的に語られている精油の効果を実証し アロマセラピーの効果について確証を深めていくこと それも、ＫＡＦのミッションを実現するための１つだと思っています 次の研究は・・・・ やりたいことはたくさんありますね～  アロマカフェの後には、はやしひろこ理事による 『ＴＲＩ（Touch Research Institute）でのベビーマッサージ実践報告 第２弾』 です。 『タッチ』の著者である、ティファニー・フィールド博士のマイアミ大学に研修に行かれた はやし理事の、実際のインファントマッサージを体験するなど研修の報告会でしたが、 ”タッチ”の研究をたくさん発表して頂いて、タッチの奥深さ大切さを伝えてくれました  タッチが無ければ人は生きていけない動物なのかもしれません。 ”すべての病は触れ合いの失敗？”といえるのかも・・・という提言から始められたセミナーでは たくさんの最新の報告を踏まえ、やっぱりタッチは愛を伝えることなんだな～と実感 たくさんの愛らしいベビーの写真や、 実際のインファント内の低出生体重児へのマッサージビデオからも、 生への懸命な小さな姿に感動して涙される方もおられました。 タッチは愛を呼び起こします  アロマセラピーの様々な可能性 もっともっと、皆さんと分かち合いたいものです。 アロマセラピストの皆さんとの情報交換会”アロマカフェVol8”は次回、1月30日(土）に開催します。 1月には、『第2回ラヴィングベビータッチ、インストラクター養成講座』 が4日間の日程で始まります。 皆さんとの出会いを楽しみにお待ちしています。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2009年11月01日 12時04分45秒
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