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大学病院内の『アロマ外来』開設に向けての打ち合わせに行ってきました 朝からの雨の中、たくさんのタオルをカバンに詰めて大学病院を目指します。 大きな病院の中で、少し迷子になりながら、緊張が高まります。 研修医の先生にモデルになっていただき、 アロマセラピーのトリートメントを体験していただきました。 まずは、コンサルテーションと呼ばれる、問診表に記入していただき 精油の禁忌事項がないか確認します。 お肌のトラブルもなく、アレルギーもなく、内服薬もないとのこと 肩こりを感じるくらいと話されたので 心身両面から、肩こりの緩和に有効な精油をいくつか紹介します。 その中から、お好きな香りのものを3種類ブレンドしました 精油の香りは初めてだったそうで、蓋からの香りも強く感じたそうです。 精油の香りは、脳に信号となり快、不快を感じ取ることや 芳香成分は吸気から、肺胞に入り血液の流れに乗ることをお話ししました。 そして、精油の香りは持続性は少なく、 嗅覚の反応も刺激に慣れてしまい、 新しい香りに反応するようになること 香水や、香料で作られた芳香剤のように、長時間香っているのではなく 部屋に入るたびに、なんだかリフレッシュするような爽やかな残り香であること 更には抗菌などの効果もあることをご説明しました。 スタッフの方に見学して頂きながら アロマセラピーのトリートメントを体験して頂くと あの患者さんに受けてもらうのはどうか? こんな患者さんにも良いのではないか? 先生も、とても前向きに考えてくださり 抗癌剤でも、保険で承認されているものを使って効果がない時には 海外で使われて効果を出している新しい抗癌剤も試してみる。 自費分野でも、なんとか出来るのではないか。 プライバシーに配慮し、リラックスしていただくために、この奥の部屋がいい ベッドは、診察台だと低いので、電動ベッドを持って来よう タオルはレンタルを使えるようにする、などなど・・・・ 早速、アロマ外来の開設に向かって1歩進みました 診察室なので、今はこんな感じですが・・・ 大学病院で辛い治療中の方への、心と身体のバランスを整え リラックスすることで、キュアとケアへの援助となるのでは 患者さんの心理面を支え、治療をサポートできるのではないか 人の心の作用から、自己治癒力の向上だけでなく、 もっと何か変化があるのではないか アロマセラピストが傍に寄り添うことで 病気をみつめ、人生を振り返り、認め、受け入れ・・・ そんな心の中の作用が、変化をもたらしていく そういったケアが、大学病院内でも認められることを期待しています 今は、先生からデータを出してくださいと アロマセラピーを取り入れるだけの根拠となるエビデンスを提出するように 宿題も頂きましたが・・・ 現在、産婦人科2箇所、女性外来、介護施設、ホスピスなどの 臨床現場でのアロマセラピーが広がっています。 新たな、大学病院内でのアロマ外来が開設に近づいていることに ワクワクしながら、大学病院を後にすると 雨が上がり、雨に洗われたきれいな空が広がります 空に向かって、思わず深呼吸をして、大きなエネルギーを充電した気分 新たな明日に向かって、歩みは止まる事がありません お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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