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カテゴリ:スポーツ
巨人の桑田投手が今季限りで巨人のユニフォームを脱ぐ決意をしたそうでうす。 来期も現役を続けるのかは解りませんがあれだけ騒がれてプロの世界に入った割には大成しなかったと思います。 現役で約20年やってきて、年平均9勝位ではケガがあったとはいえ一流のピッチャーとは言いがたいです。 桑田投手はかなり筋力トレーニングを取り入れていたようで、以前テレビのCMで流れた腕に筋肉の炎症を止めるスプレーをかけるシーンではすごい筋肉の発達した腕を披露していました。 速い球を投げたかったのでしょうが、このトレーニング方法はピチャーには向かないと思います。 150キロの球を投げるには腕はそれ以上のスピードで振らなければなりません。 そのスピードを生み出すのはムチのようなしなやかな上半身。力では有りません。 上半身の動きは大小複雑に絡み合った筋肉をいかに連動させるか、これにより力が発揮されるのです。 下半身はウェイトトレーニングで鍛えてもいいと思いますが、桑田投手の上半身は投球に必要の無い筋肉を纏い、よろいを着て投げているようなものです。 このウェイトトレーニングの難しさは一般の方にもいえます。 今まで何人も「健康づくりの為にウェイトトレーニングをしている」という方を見てきましたが、お世辞にも健康的な筋肉とは言いがたいものです。 筋肉の柔軟性が失われているケースが多いですし、なにより筋肉のつき方に偏りがでます。 現在いろいろなトレーニング機器が有りますが基本的に手に持って行なうものが中心なので腕の付け根、肩周りの筋肉がアンバランスに発達してしまうのです。 これが顕著なのがプロレスラー。肩と胸の筋肉ばかり膨らんでしまい、思わず笑ってしまうような体型になっています。 ただウェイトトレーニングがいけないと言っている訳でなく、スピードが重要な運動選手や健康作りをしたい方は他の総合的な動きをするトレーニングをした上で、足りない分をウェイトトレーニングで補う、このくらいが理想だと思います。 うまく使えば姿勢の矯正にもなりますので、計画を立てて、目的にあった使い方をしましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 24, 2006 10:54:43 AM
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