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カテゴリ:り~母事件簿
とある田舎の警察からり~母へ
「○△さんが家で亡くなられてましてねぇ、それで手帳にあったこちらにお電話させてもらったんですが、こちらの方とはどういうご関係でしょうか?ああ、叔母さんでしたか。○△さんの息子さんと連絡を取りたいと思とるんですが、ちょっとわかりませんでねぇ、連絡先を知っとってやったら教えてもらいたいんですけどねぇ。」 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ り~母からり~やん@職場へ 「あのな…大きな声出さんとしっかり落ち着いて聞いてよ。あのな…○△(いとこの名前)がな…(絶句)…家で…殺されてたんやって…(号泣) どないしょう…」 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ り~母から別の従姉妹へ 「さっき警察から電話があってな、○△が家で殺されて警察が息子の×○の行方を追ってるらしい!殺して逃げたらしいわ!!!えらいことになったぁ!身内にこんなことが起こるなんて…。○×、お金にでも困ってたんやろか?ホンマにえらいことやわ…どないしょう~~~?ホンマにどないしょう~?」 数時間後…亡くなった従兄宅へ駆けつけた親類から連絡が入り、自然死だったことが判明。行方不明かと思われた息子の×○はその後喪主としての務めも立派にこなしていました。 その日の夜遅くに従姉妹から電話が入り、2人で 「良かったなぁ。良かった、良かった。ホンマ、事件とかそんなんとちごてホンマ良かったわ~。」 って…従兄が亡くなったことには変わりないんだから全然良くないんですけど~! おまけに 「うわぁ、どないしょ~、来年から果物(母の故郷の名産品)を送ってくれる人がおらんようになったわ。」 と、要らぬ心配までしております。 って、笑い話になってるけど、本当は悲しいのよね。だって亡くなる年齢じゃなかったもの。心筋梗塞で1人でひっそりと死んでしまったそうです。お正月には家族が集まってにぎやかにしていただろうに、みんなが去った後、たった1人で。それを思うと本当に悲しいです。 というわけで、先週末はバタバタしておりましたが、ようやく落ち着きを取り戻しつつあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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