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今年こそ 冒険しよう 挑戦しよう @@@@@@@@ 「ご用心、ご用心」 とドクロを掲げながらお正月に町を歩いた一休禅師が 門松は冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし と歌を詠みました。 正月だからめでたく、うかれていいのか? 新年を迎えるとは、歳をとること、死に向かうことでもある。 だから、目を覚ませと皮肉混じりに民衆を諭しました。 お釈迦さまが気づかれ教えられた真理の一つに《無常》があります。 私たちは常に同じ状態では無い。移り変わる存在であると。 二十歳くらいまでは〈成長〉と呼んで喜びますが、それ以降は〈老化〉と捉えて嘆きます。 真理は 「モノも人も私も、移り変わっているのみ」 です。 時に私たちはお葬式に参列します。 しかし「自分が死ぬかも知れない」とはなかなか思いません。 車を運転する人も「自分が事故にあって死ぬかも」とは思いません。 「あした死ぬかも?」 自問自答して、どんな感情が湧いてくるでしょうか? ついに行く 道とはかねて聞きしかど 昨日今日とは 思はざりしを と歌人在原業平も詠っています。 「まだ時間がある、明日がある」 そう言って、時間が経ち・・・できないままになっている。 今までは人のことかと思ふたに 俺が死ぬとはこいつたまらん と狂歌師太田蜀山人は詠いました。 ある人は先ほどの問いに〈やり残したこと〉〈できていないこと〉が出てくるでしょう。 「もっと○○したかった、しておけばよかった」と人生を後悔し言い訳なんてしたくないですよね。 でもある調査では人生の最後に後悔している人がとても多いそうです。 そうならないために、したかったことを諦めずに今からでもやってみましょう。 人生の海原を後悔するのではなく、冒険しましょう。 今年こそ何か新しいことに挑戦して、新しい出会いや発見をしましょう。 またある人は「毎日充実している」と答えられるかもしれません。 いずれにしても人生を見直すきっかけにし、次への行動につなげましょう。 お葬式や法事なども、故人を弔うとともに《死》を通して自分の《生》を考える機会です。 仏教はいかに生きるかを学び、説いているのです。 合掌 できないからぞやってみる 蔭に大悲の力添え お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.02.01 17:10:46
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