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宝島社新書から 『どうぜ死ぬなら「がん」がいい』 中村仁一先生と近藤誠先生の対談本でした。 面白い! 是非健康な内に呼んでおくべし!! 今の医療の現状、特にガン産業化しているなかで、 現役医師で注目されているお二人がポンポン本音を語る内容は 初めて聞く方には失神モノです。 癌の医療に疑問、関心のあった人は、何処かで聞いたことある話が、 「あぁぁぁ!やっぱりほんまやったんや!」 と納得してしまう内容です。 自分がもし癌になったとき、どんな対応をするのか を考えておくのに、よい参考書になる。 賢い患者にならないと・・・ ちょっと前から言われていたが、 患者になっている時点で,えじきになっている可能性が高い。 ガンや病気を受け入れていくことで、自然な体の生理的働きによって、 実は身体が「善い塩梅」の反応をしてくれるのだと思う。 それを、個人のエゴで、「どうにかしたい!」 と思うから、どうにもならなくて、苦しみとなってしまう。 お釈迦さまがおっしゃった、 《苦》ドゥッカ とは 「思いと通りにならない」ということ。 生老病死はまさに、ムダに抵抗せず、受容していくことが、秘訣かも知れない。 内容(「BOOK」データベースより) がん、そして医療の常識を覆す異色の医師対談。がんは放っておくと増殖・転移し、痛みにのたうち回って死に至る…という悲惨なイメージは、医療界のでっちあげだった。20年来、「『がん死』のお迎えは最高。ただし、治療しなければ」(中村)、「がんの9割に抗がん剤は効かない。患者よ、がんと闘うな」(近藤)と言い続け、実際に多くの「がん放置患者」の穏やかな臨終を見届けてきた2人が、がんという病、医療の実態、そして人間の死について語り尽くす 著者について 中村 仁一 (なかむら じんいち) プロフィール 1940年生まれ。京都大学医学部卒業。財団法人高雄病院院長、理事長を経て、2000年2月より社会福祉法人老人ホーム「同和園」附属診療所所長、医師。1996年4月より、市民グループ「自分の死を考える集い」を主宰。2012年1月に出版した『大往生したけりゃ医療とかかわるな』(幻冬舎新書)が50万部を超えるベストセラーに。 近藤 誠 (こんどう まこと) プロフィール 1948年生まれ。慶應義塾大学医学部卒業後、同大学医学部放射線科入局。83年から同大学医学部放射線科講師。がんの放射線治療を専門とし、乳がんの乳房温存療法を積極的にすすめる。また、医療の情報公開にも力を注ぐ。著書に『患者よ、がんと闘うな』『がん放置療法のすすめ』(ともに文藝春秋)ほか多数。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.02.13 22:58:33
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