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カテゴリ:今月の標語
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今日一日を 機嫌よく 生きる @@@@@@@ 「あの人のせいだ!」 と機嫌が悪くなったり、不機嫌になったりしますよね。 ふつう他人のせいにしたくなりますが、 実を言うと、 〈あなたが勝手にそうなっている〉 のです。 自分の気持ちをコントロールできるのは他でもないあなたです! 他人の態度や言葉に「ダメだ」「違う」と抵抗しているうちは機嫌は人に左右されます。 しかし、相手を受け入れたり、 「そんなものだ」と受け流したりすると、機嫌を損ねることはありません。 これは自分のしたことでも当てはまります。 物事に期待や希望が強すぎると、 「そんなはずはない」「嫌だ!」と想い通りにならなかった時に、 それを受け入れられず、気分を害してしまうのです。 人は不機嫌で笑顔も言葉もない人やすぐすねる人とは付き合いたくありません。 気分屋さんにも疲れます。 だから機嫌を損ねず機嫌良く生活できたら良いですよね。 そのための方法はいくつかあります。 先ずは、 〈今のあるがままを受け入れること〉です。 現実を否定したり抵抗したりせず、ありのままを受け入れる。 これは諦めることではないんです。 先ず現実を受け入れて、今からできること(対処)をしていくことの繰り返しです。 そもそも、「機嫌」とは表情や態度に現れる気分の良し悪しのことです。 元は仏教用語で「譏嫌」と書き、そしりきらうの意味。 お坊さんが公衆の面前で醜態をさらすと世間から避難を受けます。 そんな避難(譏嫌)を受けないような人物になるためにも戒律「息世譏嫌戒」ができました。 その実践の一つが 〈和眼愛語〉で〈いつもニコニコ優しい言葉〉と訳されるように、実行するのです。 つまり 〈自分の機嫌は自分でとる〉です。 しかし、これを意識しだすと、不機嫌になっていることが多いのに気づきます。 その時、自分の心を見つめていくと、 他を評価したり、否定したりする自分〈我〉に気づかされるのです。 だからこそ、 私は自分の気持ちや感情を、大いなる存在の仏さまに「ナムアミダ仏」のお念仏を通して、 聞いていただくことによって、〈我〉に気づかされ、不機嫌になっている原因が 自分にあったことが分かりました。 確かに毎日が修行です。「今日一日を機嫌良く生きる」と心がけることで、上機嫌でいられるようになってきます。 合掌 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.07.24 18:47:17
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