アリエナイザー日記（旧）

宇宙忍者バルタン星人ジュニア　ロボット怪獣ビルガモ登場。

クレジットでは「バルタン星人ジュニア」だけじゃ。
「宇宙忍者」の肩書きも「ビルガモ」の名もなか。
旧シリーズのスター宇宙人「バルタン」の名だけで十分っちゅうこつか。

風邪をひいて熱にうなされとる次郎に死んだ兄の声が聞こえてきた。
「次郎、流れ星だ。流れ星に気をつけろ！」
声は岸田森やなか。こんだけやったらしてもらえばよかとに。
まあ、これもバルタンの策略ってことになっとるけんこれでええんか。
飛び起きた次郎くんが見たものは真っ赤な流れ星。
その流れ星がビルに衝突。そしてバルタン星人の影が！
郷に話すがでんでん信じてもらえん。
そこで次郎、友達の進に調査を依頼。（すんなよ）
問題のビルに入ったところでバルタン星人ジュニアが現れる。
そして、進の飼い犬・コロがビルに呑み込まれてしもうた。

翌日、工事現場に出向いた進。
図面では煉瓦のはずがモルタル塗りになっとると指摘。（されんなよ）
現場監督が壁に穴を開け、煉瓦を埋め込む。
なんちゅう中途半端さ。強度偽装しとるんか。
その間に進も呑み込まれ、ＭＡＴもビルの中へ。

ことはすべてバルタンの作戦通りに進んどる。
間一髪で飛び降りた郷を除いて次郎くんやＭＡＴの人々は人質に。
ビルはロボット怪獣ビルガモに変形。
劇中で「悪魔の使者」と紹介されていたがとてもそげんには見えん可愛さ。
これがバルタン星人ジュニアの卑劣極まりないビルガモ作戦じゃ。
郷はウルトラマンに変身するが人質を取られているので手出しができん。
ここで解放された進が例の煉瓦に案内。
人質全員がそこの穴からロープで脱出を試みる。
ウルトラマンは背後から押さえつけて援護。
全員が脱出したんを確認したウルトラマンの反撃が始まった。
ビルガモの光線をブレスレッドではね返し、ボディのメカを破壊。
ドロップキックのあとブレスレッドでビルガモの両手両足を切断。
大爆発するビルガモ。
「勝負はまだ１回の表だ。必ずお前の命をもらいに来る。さらばウルトラマン。」
飛び立つバルタン星人ジュニアにウルトラマンのスペシウム光線が炸裂。
閃光を放って消えたバルタン星人ジュニア。

この事件を機に次郎と郷には新たな絆が生まれた。
兄と弟ではなく、男と男の友情の絆っちゅうやつが。

デザインは初代に忠実っぽいんやがいかんせん造形がダメ。
ちゃんとやれんのならバルタン出してほしくなかね。
２月は「マックス」にバルタン星人が出る。
今の造形ならきっと期待を裏切らんバルタンを見せてくれるやろう。