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2023.03.31
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オペラ『おぐりとてるて』-説教節「小栗判官照手姫」より    オペラシアターこんにゃく座オペラ塾2022年度修了公演 オペラシアターこんにゃく座Aスタジオ
  台本:立山ひろみ、作曲:萩京子、演出:岡原真弓、
    (登場順)説教師1/鬼次:濱田有美、兼家・鬼鹿毛・藤沢の上人の弟子:高橋仁、兼家の妻:菅野和枝、毘沙門天・常陸の侍2:高橋素子、とりあげ婆・説教師5:小久保博子、    学者1・説教師3:真山このみ、学者2・横山:忍野公策、学者3・家来・村君の太夫:嶋澤千秋、小栗:中村響、女1・説教師7:菊地裕美、女2:太田貴子、    女3・常陸の侍1・鬼鹿毛・閻魔大王:関正朗、女4・鬼鹿毛・万屋主人:岡野三郎、    説教師2・千手観音:このうはつよ、大蛇・鬼王:関水美智子、大蛇の美姫・説教師6:大澤ちづる、    後藤左衛門・鬼鹿毛・藤沢の上人:松田祐慈郎、女房1・宿女将:澤風菜穂、女房2・姥:大越敦子、女房3:中井香奈、照手:土橋留美子、三郎:山岡崇、鬼鹿毛・説教師4:久保健司、占い師:なかたにともえ、 視る目とうせん:祐美、
  サクソフォン:野原孝、打楽器:高良久美子、ピアノ:入川舜   






図 場内配布資料より

 こんにゃく座オペラ塾の修了公演、つまり演者は原則全員昨年塾生になった素人週案。実は年令幅もメチャメチャに広いようで、素養のある人が少なくないのではないかとも感じる次第。主役的な役をもらった人達を始め、多くの人が真剣に取り組んでおり、話の展開の要所は確りと押さえられ、そのため筋道は紛れない。おまけに、最初に語り部(説教師?)によって凡その筋が説明され、流れは行き届いた準備によって順調至極。始めの語りはもの凄く説得力あり、あっという間にその世界に引き込む力あり。その前の群衆の登場も相まって・・・ 小栗と照手の劇的な物語の展開は否が応でもスンナリと観衆の耳目に心に浸みていく。満席のほぼ全員が話の流れにスンナリと引き込まれていたように思う。 

 そして、歌は、兎に角、ソルフェージュ的感覚で言えば素人耳には全員がこぼれなく完璧。

 照手をやった土橋留美子は、「うん、これが照手だ」と言いたくなる雰囲気を感じさせてくれた。場内配布資料に出演者からのひと言が載っていて、照手演者が自らの容姿と台本から浮かんでくる照手の容姿とのギャップについて懸念のようなニュアンスを含めて触れていた。もしかして演者のそんな懸念が演ずる照手に一層の存在感・実質感を与えたのかも知れない。この修了公演オペラ、照手に乾杯なのだ。


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最終更新日  2023.03.31 23:54:40
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