カテゴリ:大和絵
【山水屏風】鎌倉時代 先回と、同じ山水屏風の別シーン。寝殿造りの建物に集う貴族たちの光景です。 絹本=絵絹、に描かれているので、絹目が見えますね。そして、絵師の実に確かな筆致も垣間見る事ができます。相当な練達の師。1000年近くも保存されて、今日に伝来していると言うのは、保存してきた人たちの英知、も勿論ありますが、作品そのものの犯しがたい価値。 誰が見ても【いいもんだな、美しいな・・・】 と、万人が思うものであるほど、後世に残る。これ、自然の摂理とも言うべきものであります。 金銭的価値は時代によって大きく変わる。しかし、美術品としての価値は、それだけではありません。持っている人が大事にしてしまう、何よりも優先して保存を考えざるを得ない物・・・・それこそが、本物。 源氏物語絵 <究極の日本伝統文化> はコチラです。http://blogs.yahoo.co.jp/t_tenzan お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年01月08日 19時58分22秒
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