シンガポール旅行最終日
再三、マリーナ・べイ・サンズはリゾートホテルだと書いてきた。確かに広いし、眺めは良いし、ロケーションは抜群だし、値段もそれなりに結構する。でも、なんだか落ち着かないのはなぜ。実はウサギはこちらに泊まりたかったなあと思うのである。↓ラッフルズホテル。シンガポールの創設者の名前を取ったこの歴史的コロニアル建築の白亜のホテルは全室執事付きと言う豪華さを誇る。泊まってはみたいが、要は全くお呼びじゃないということなのだ。敷地内の土産物などが有るラッフルズアーケードは自由に入れるし、ハイティのあるティフィンルーム等は宿泊者でなくても予約すれば入れるが、宿泊者が何物にも邪魔されずゆったり過ごすことが出来るように、玄関ロビーから続く空間はしっかり宿泊者のために隔離されているのである。玄関外には伝統的なインドの制服を着たボーイがいて、ロビーさえうかがい知ることは出来ない。そこでせめて、歴史ある同じ建物のティフィンルームでハイティをと思って予約した。やっぱり入り口は正面からは入れず、アーチ形のテラス側からの入場になっていた。それでもちゃんとドレスコード有り。ハイティとはイギリス式のアフタヌーンティにシンガポール独自の「もうちょっと食べたい」を付け加えたもの。アフタヌーンティの3段式のお皿は最初に運ばれてくるが、その他にブッフェ形式で飲茶やスイーツをお代わりできるシステム。ハープの演奏の中で。お茶もお菓子も確かにおいしかったけど、アフタヌーンティはやっぱりスコーンとサンドイッチと一皿のケーキだけの方がゆったりできるかな。ブッフェのために立ったり座ったりは落ち着かない。アフタヌーンティの後は、シンガポールに長期出張していたことが有る婿殿に、「ラッフルズホテルのカレーパウダー」をと頼まれていたので、それをお土産に買って、マリーナベイサンズに預けてあったスーツケースを取りに戻ってタクシーで空港に向かったのであった。やっと終わったシンガポール旅行記。お正月前に終わってほっ!