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　今回は写真はありません。申し訳ありません。


　岡山城を後にした私は路面電車で岡山駅前まで戻る。天満屋、高島屋岡山店など、大手デパートや大手銀行の支店が軒を連ねるのが岡山駅東口、まさに岡山市のみならず岡山県全体の経済の中心地だ。私は駅前の某都市銀行のATMで新幹線に乗るためのお金を下ろす。

　銀行から横断歩道を渡り、駅に向かう。途中、バスターミナルに寄ってみるがこれが見てて面白いものだった。
　岡山駅東口のバスターミナルには、様々な会社のバスが到着してくる。岡山県全域からバスが到着するのだ。「バス王国・岡山」と紹介されるくらい、多くのバス会社がしのぎを削る。両備バス、下津井電鉄バス、岡電バス、宇野バス、中鉄バスなどだ。


　さあ、もう岡山を離れる時間が来てしまった。巨大な駅ビルの中に入り、新幹線の切符を買う。岡山～新横浜～町田のルート。新幹線（自由席）料金含めて15850円である。かなりの出費だ。新幹線は自由席でも高い･･･。

　階段を上がり、23番・24番ホームに向かう。ちょうど23番ホームに到着してきたのが、これから乗るN700系（JR西日本所属の編成）だった。


　14:23発　のぞみ128号・東京行き（N700系）

　3号車・自由席に座る。のぞみ128号の岡山から先の停車駅は、姫路、新神戸、新大阪、京都、名古屋、新横浜、品川、東京。新横浜まで約3時間10分である。
　岡山を定刻通り出発したN700系は高速走行していても揺れがかなり少なかった。揺れが少ないのは振り子装置のおかげである。そう考えると、日進月歩ともいえる新幹線の技術革新はすごいものだ。来年度には東北新幹線、九州新幹線がそれぞれ全線開通を迎える。新幹線はどこまで進化するのだろうか？
　途中、疲れが溜まったせいか、寝てしまったところもあったが、新神戸から東の区間では大体、車窓を眺めていた。


　新横浜には17:35に到着。ここからJR横浜線、小田急線を乗り継いで帰宅する。そして無事帰宅したことで、今回の長旅は終了したのだった。