1日のオーナー会議でTBSからDeNAへの横浜球団譲渡が正式に承認された(楽天が最後まで反対したが)。昨年は住生活グループとの交渉が行われたが、本拠地移転の可能性などがささやかれた等の要素があって決裂していた。大赤字の横浜球団を手放せたことでTBS本社はホッとしているだろう(それでも2002年に140億円で買収した球団が95億円でしか売却できなかったのだから、かなり損している)。
新球団の名前は、横浜DeNAベイスターズ。セ・リーグ初、IT企業が親会社の球団だ。リーグ発足当初から球団の親会社が代わることが少ないセ・リーグに新風を吹かせてくれると思っている。
ただ、なぜわざわざDeNAと親会社名を球団名に入れたのか理解に苦しむ。理想としては「横浜ベイスターズ」のまま新体制に移行してほしかった。まあ、もっとも広島東洋カープが、広島カープと呼ばれるのと似ていくのだろう。
TBS時代9年間の内、最下位が7回。最高でも3位(2005年)。TBS出身の球団取締役がよほど野球のことを知らなかったのか、FAを含む選手補強に相次いで失敗したのかは知らないが、とにかく暗黒時代と言ってもいい時代だった。まずはFA宣言した村田への交渉、そして巨人を自由契約になったラミレスの獲得など、積極的な補強が噂されている。最大の話題は工藤公康への監督就任要請。今度こそ外れがないように願うばかりだ。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 3, 2011 09:55:40 PM
コメント(0)
|
コメントを書く
もっと見る