これまでのヨーロッパ旅行の報告をまとめておきます。
その1 その2 その3 その4 その5 その6
7月30日(水)。
久しぶりにヘーレンタルス(Herentals)の友人宅で迎えた朝でした。この日は列車でアントワープに向かいました。
駅に向かう道路。おじさんが車で送ってくれました。ベルギーは日差しの出ている日中でも湿度が低いために、高い気温の割には過ごしやすかったです。
ここで、ベルギーのローカル駅(と言うより地域の代表となる駅)を紹介します。
ベルギー国鉄(NMBS・SNCB) ヘーレンタルス駅(Herentals Station)
アントワープ州・
ヘーレンタルスはアントワープから東へ30km程離れた町です。人口は約3万人ほど。アントワープを経由して北海へ続く運河が通っています。そんなこの町の代表駅です。
駅の待合室。切符売り場(有人と自動の両方)、飲み物とスナックの自動販売機があります。
ホームへの入り口です。
出口近くには喫茶店もあります。
駐輪場。利用率がかなり高そうです。オランダほどではありませんが、ベルギーのこの町でもサイクリングや自転車通勤を楽しんでいる人が多いように見えました。
駅構内の1番のりばと、反対側ホームへの地下通路。
時刻表(平日用)です。
9:20発のIR(InterRegio、快速。3229列車)に乗ります。終点・アントワープ中央駅には9:50着の予定です。
慣れるとかなり使い勝手の良い時刻表です。
この気動車に乗ります。2000年にデビューした40形ディーゼルカーは最高時速が120km/hの俊足です。
列車の車内。落ち着いた雰囲気でした。
終点・アントワープ中央駅に到着。
反対側ホームには最新型電気機関車が引っ張る客車列車が待機していました。
アントワープ中央駅(Antwerpen Centraal Station)は高速列車・タリス乗り入れに伴って大改良工事が実施されました。アンティークな駅舎もさることながら、内部には最新の駅設備があります。
地下1階ホーム。ブリュッセル、リエージュなど各方面への中距離電車が発着します。
そして地下2階ホーム。新しく掘削されたトンネルを経由してオランダ方面に繋がっています。
タリスといった国際列車やオランダのローゼンダール方面に向かう列車が発着しています。
(続く)