その1からの続きです。早朝の松江駅に到着した私は、階段を上がってホームに向かい、おもむろに撮影を始めたのでした。
島根県の代表駅、
松江駅の駅名標。東京在住の私にとって、両端に知らない駅の名前が書かれていることは「知らない土地に来た!」という気持ちを増幅させるものがあります。
年末で学校は冬休みに突入。企業や官公庁も仕事納めが近い時期。しかも日の出の時間ということもあり、駅構内は閑散としていました。
6:43発 普通・出雲市行き(キハ47系の3両編成、125D列車。米子発)
3番のりばに到着した架線下ディーゼル普通列車です。米子~出雲市間が電化区間であるにもかかわらず、ディーゼルカーで運行される列車です。
7:03発 普通・新見行き(113系の2両編成、280M列車。西出雲発)
1番のりばに到着したのは
真黄色になった113系。山陰本線から伯備線に直通する列車で、米子で822Mに列車番号が変わります。
これは115系の中でも1000番台に属する車両(岡山電車区所属)です。2001年に山陰本線と伯備線の普通列車でワンマン運転が開始されましたが、その当時岡山電車区に所属していた3両編成が2両編成に短縮されました。その際に中間車両を先頭車化改造が施されました。
これがその先頭車。103系のようなマヌケな顔つきになっています。
280M列車はここでしばし停車。特急やくも6号との接続のため
12分間の長時間停車です。
6:59発 特急やくも6号・岡山行き(381系の9両編成、1006M列車。出雲市発)
岡山には9:38着という新幹線接続には好都合な時間帯なのか。それとも年末年始の行楽シーズンだからか。普段の6両編成ではなく、付属編成のついた9両編成で到着です。
カーブが多い路線向けの振り子式電車として開発された
381系は、しなの号やくろしお号に投入されました。JR西日本では関西エリアでくろしお号に充当されていましたが2012年に287系が導入され、押し出される形で北近畿エリアに転属となりましたが、
つい先日の2015年10月30日をもって定期運用から引退しました。
これにより
特急やくも号は、381系が使用される唯一の定期特急となりました。
転落事故防止のために、中間に入った先頭車もヘッドライトを点灯させています。
列車撮影をしたら7時になりました。改札を再び通って朝食をとることにしました。
松江駅の改札口の全貌。
ドトールで朝食。山陰中央新報も年末とあってか、2015年のニュースを振り返る特集を組んでいました。
朝食後は、松江市営バスに乗って国宝・松江城へ出発です!
(
その3に続く)