その1からの続きです。
5年ぶり(当時)の福岡県訪問となりました(詳しくは
2008年5月「福岡への1泊旅行」を参照)。でも今回は北九州市からのスタートです。
新幹線から在来線(鹿児島本線)へ乗り継ぎ、八幡製鉄所の周辺に向かいます。
(注)時刻表や列車番号などは2013年5月当時のものです。
JR九州の主要駅・駅名標の大きな特徴は、地域のシンボルといえる存在が描かれていることです。小倉駅は
小倉祇園太鼓です。
(正面)13:11発 快速・荒尾行き(813系。4245M列車) 6番のりば
(左) 13:09発 特急ソニック23号・大分行き(883系。3023M列車) 7番のりば
JR九州のコーポレートカラーである
赤に塗装された姿が印象的、813系(R236編成が先頭。何両編成かは失念)の快速に乗車します。
この快速は小倉から荒尾(熊本県)まで約140kmを走る長距離ランナー。快速の停車駅は西小倉、戸畑、スペースワールド、八幡、黒崎、折尾、赤間、東郷、福間、古賀、福工大前、香椎、千早、吉塚、博多の順に停車します。
(奥) 13:10発 普通・下関行き(415系。5170M列車) 2番のりば
関門海峡をトンネルで越えて本州に向かう列車は、小倉始発が多めです。
さて、快速(4245M列車)は定刻に小倉を出発。途中、八幡製鉄所専用鉄道の線路をアンダーパスしながら西に向かいます。北九州市は東西に広い市であるからか、面積が非常に広く感じました。
17分ほどで黒崎に到着。駅名標のシンボルマークは
黒崎祇園山笠。
ここは北九州市の西部、八幡西区の中心地。小倉に次ぐ副都心の様相を呈しています。福北ゆたか線、筑豊電鉄線(いずれも直方方面)との乗り換えもできます。
13:31発 福北ゆたか線 快速・博多行き(817系) 4番のりば
JR福北ゆたか線は、関東でいうところの湘南新宿ラインのような存在。かつて筑豊炭田で栄えた直方市、飯塚市を経由して博多駅まで向かいます。筑豊本線、篠栗線が2001年に電化され、気動車や客車列車に代わって電車が走るようになりました。
黒崎駅の1番・2番のりばには、自由席特急券の券売機が設置されていました。私鉄で有料特急に乗るのと同様の感覚で利用してほしいというものでしょうか。
福岡県の2つの政令指定都市である福岡市と北九州市。その二大都市を結ぶ交通手段には様々なものがあります。新幹線(JR西日本)、鹿児島本線(JR九州)、西鉄の高速バスが挙げられます。JR九州の場合、小倉~博多間には特急きらめき号、ソニック号が毎時2~3本運転されています。
駅ホームで遅い昼食としてうどんを食べました。
(その3に続く)