今月18日、東京都知事選挙がいよいよ告示されました。投開票日の7月5日まで、17日間にわたる選挙戦が始まりました。約1400万人の東京都民の決断の日が近付いています。
Twitterで「#都知事選」とハッシュタグを入れて検索すると・・・。
出てくるわ、出てくるわ。各候補者を応援する熱烈なツイート。
ですが、昨年2月まで東京都民だった私にとって無視できないのは、
「自国民第一主義」を掲げて、特定の外国との断交も辞さない候補者を応援する人が、Twitter上でいかに多いことか、です。
はじめにお断り。私は日本国民であることに誇りを持っています。それと同時に、特定の外国・民族を侮辱する、差別を正当化するような言動は、見ていてヘドが出ます。
故に私は、コロナウィルスの危機が収まり、チャンスがあれば、台湾に行ってみたい。韓国に行ってみたい。中国(特に大連)に行ってみたい。イギリス、フランス、ドイツ、ベルギー、ポルトガルをもう一度旅行したい。そのような夢があります。
私だったら、
・諸外国すべてと友好関係を築くか。
・諸外国すべてと断交するか。
の、0か100かの、どちらかしか考えません。私の答えは1番目の「諸外国すべてと友好関係を築く」です。
公共施設の多言語表記は、和英中韓の4か国語ではまだ足りません。20か国語くらいは必要だと思っています。
日本語・英語
中国語・韓国語・フィリピン語・ベトナム語・タイ語・マレーシア語・インドネシア語・ヒンディー語・アラビア語・ヘブライ語
ドイツ語・フランス語・オランダ語・イタリア語・スペイン語・ポルトガル語・ロシア語
それからまだあります。東京都知事選挙で投票できるのは当然、日本国籍を有していて、かつ東京都内に3か月以上住んでいる人。立候補できるのは当然、日本国籍を有している人(住所は不問)です。
それを踏まえた上で、以下のTweet。大きな違和感を覚えました。
「次は私達が民族の未来の為、外敵と闘う時」
「似非日本人を許さない」
ここでの「外敵」って何なん?「似非日本人」って何なん!?
自分にとって気に入らない候補者(および応援する人たち)を、「外敵」=「外国政府の息がかかった敵」と認定すること。「似非日本人」=「国籍は日本だけど、心は日本人ではない」と認定すること。それらは、ある意味非常に恐ろしいことだと思いました。
だって、日本国籍を持っているのなら同じ日本国民じゃん!!それこそ、日本国民同士で戦争している場合か!!上記のTweetのような考え方が、国民分断を招いているんじゃないの!?
中には、福岡の西鉄バスを攻撃するTweetもありました。その理由は、ハングルや簡体字を積極的に取り入れているのが気に入らないから、でしょう。
大真面目に相手をしたら負けです。その人の存在を認めることになるからです。
Twitterを見ていると、利用者の思想・価値観が露になります。
「ほう・・・・。それがお前の答えか・・・」
いけんいけん、こっちがけんか腰になっちゃいけん。
改めて、今の東京は魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界だと思いました。でも、もう東京から出て行った私にとっては、一切関係の無いことですけどね。
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Last updated
Jun 21, 2020 07:06:09 PM
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