今月23日(土)~24日(日)にかけて、所用のため再び神戸に帰省していました。24日のお昼までに用事を済ませた私は、余った時間を使い、
兵庫区に住む祖母に会いました(事前にアポを取っていました)。
私が祖母に会うのは
4年ぶり。前回は両親の還暦祝いの食事会でした。しばらく帰神しないうちに、平成から令和に改元されました。そして世の中が大きく変わってしまいました。ヨーロッパ(特にEU諸国、イギリス)は「元の安心できる日常」に戻りましたが、
果たして日本は2025年4月12日(大阪万博の開幕前日)までに「元の安心できる日常」を取り戻すことができるのでしょうか?そんな中で私は、東京の両親を差し置いて、神戸の祖母に会ったのでした。
祖母は、(見た感じでは)元気でした。数日前に
4回目の(コロナ対策)ワクチンを接種したのですが、もう慣れたとのことでした。しかし、祖母はとうに80歳を超えています。定期的に訪問しているヘルパーさんが様々な提案をしているそうです。
それでも祖母は、世話を焼きたがる人でした。私が
北九州市の銘菓「小倉日記」をプレゼントすると、祖母はお返しに東京から送られたお菓子をすすめました。
世田谷区豪徳寺の「ペンギンペストリー」のクッキー、おいしかったです。
祖母とは様々なお話をしました。大阪のいとこの話、昨年生まれた甥っ子(祖母から見れば初ひ孫)の話、うちの一族の先祖の話、野球でオリックスに関する話(特に山本由伸)、最近のテレビの話(「特にABCテレビは阪神タイガースの情報ばっかり」と愚痴をこぼしていました)、20年ぶりに交代した兵庫県知事の話、ウクライナでの戦争の話・・・。楽しい話題から深刻な話題まで話しました。
でもそれでも実感することがありました。
「やっぱり俺は、神戸のことが好きなんだなぁ」
神戸(特に中央区、兵庫区)の地名が出てくると、実際に行ったこともあってか、その土地が頭に思い浮かびます。
「平野の商店街」だとか
「楠公さん」だとか。私と弟が小学生だった時代、帰神するたびに両親や祖父母に連れられて、神戸市内を散策しました。
ああ、「ふるさと」ってそういうもんだなぁ。
夕方5時頃になり、帰りの新幹線(博多行き)の時間が近付いたので、実家を出発しました。祖母は名残惜しそうでした。
大倉山の神戸文化ホール、楠町6丁目の交差点、湊川公園・・・。どれも「普段通り」でした。ただ、
湊川公園では隣接する
兵庫区役所が建て替えられたこともあり、リニューアルされていました。公園には
区役所前広場が新しくでき、
神戸タワー(1968年解体)の歴史を伝えるモニュメントがありました。
楠木正成像は健在ですが、移設されていました。
もし私が1958年の神戸に生まれ、神戸でずっと過ごしていたら、Nishikenはどんな人間として育ったんだろう・・・。その妄想が楽しみで仕方がありません。