7月3日から4日豪雨の一番の要因は大量の水蒸気
7月3日から4日、台風が上陸したわけでもないのに、西日本から岐阜を中心に豪雨が続いた。 原因は見たことがないほど大量の水蒸気だという。 1週間たって、死者192人、不明者60人。 6県で2,857人が孤立。 「見たことない」大量の水蒸気 台風から前線に 2018年7月9日 読売新聞 3~4日に日本に接近した台風7号に伴い、大量の水蒸気が西日本にもたらされていたことが気象庁の観測で分かった。 4~8日に多くの地点で、地表から大気上端までに含まれる水蒸気の総量が1平方メートルあたり70キロ・グラムを超える状態が続いたという。 雨の多い鹿児島県の7月の平均値(約45キロ・グラム)の1.5倍以上で、気象庁は「見たことのない大きな値」(梶原靖司予報課長)と指摘。 これが一連の豪雨の要因になった可能性が高いと分析している。 梶原課長によると、沖縄の南海上で発生した台風7号は、周辺の積乱雲を集めきれずに北上した。 このため、残った積乱雲の群れが後からゆっくり北上。 日本上空に停滞していた梅雨前線へ、大量の水蒸気を供給した可能性がある。 「通常は台風が去ると大雨のポテンシャル(可能性)は下がるが、今回は高い状態が続いた」(梶原課長)という。 …(略)… この雨で岡山県倉敷市真備町では、高梁川の水位が合流点付近で急激に上昇、傾斜が緩やかな小田川の水が流れにくくなって水位が上昇。 連鎖的に高馬川など小田川の支流の水位も上がり、堤防が次々に決壊し、約1200ヘクタールに浸水被害をもたらした。 地球温暖化による海面温度の上昇も関連するのだろうか。 そうだとするなら地震以外の自然災害の強敵が現れた、ということになる。 豪雨災害で安倍首相の対応がヒドい! 自民飲み会優先 対策本部立ち上げず2日間放置しながら 「時間との戦い」と大見得 2018.07.08. LITERA