カテゴリ:旅
沖永良部島に来ています。
住所は鹿児島県なのですが、鹿児島空港から604kmも離れています。 沖縄のほうがずっと近い93.6平方メートルのナイキマーク形の島です。 (もとは琉球王国の統治下にあり、言葉や食文化も似ています。) 上空からは、広がる畑の赤土が印象的でした。 鉄分が多いこの土は、じゃがいもを作るのにとても適しているそうです。 私が訪れたこの時期は、ちょうど植え付けの時期。 これまで主に作っていたメイクィーンの種が手に入りにくくなり、 ゴールデンなんとかという名前のじゃがいもの方が、 最近は増えてきたそうです。 どうして種が手に入りにくくなったのだろう?と疑問に思った私は、 「種は、どこから届くのですか?」と尋ねました。 「農協ですよ」と言われて、その会話は終了しました。 (後からわかったのですが、北海道より船で運ばれてくるそうです。) 島には二つの町があります。 東の和泊町と西の知名町です。 高校は島にひとつしかないそうです。 東端から西端まで車でおよそ30分かかるのに、 どうやって通うのだろう?と思ったら、 自転車か、スクーターだそうです。 私が通っていた福岡の高校では免許の取得は禁止されていたので、 こっそり乗っていたものですが、 道路が最近舗装されたというこの島では、 スクーターが大活躍しています。 おじさんもおばさんも、少年、少女もぶーん。 島の最大の繁華街は、それぞれの町の商店街。 知名町の商店街を歩いてみましたが、 2,30件のお店が集まった静かな通りでした。 さびれているのではありません。 静かな生活がそこにはありました。 (これも後で聞いたのですが、観光地として栄えた歴史が過去にないことが、 島の生活を守っているようです。) 私は、今回の旅でゆっくり考えようと思っていたことがあったのですが、 商店街を歩いていると、思考がストップしてしまいました。 考えるよりも、感じる場所なのです。 また、仕事の資料として、『3分間で成功を勝ちとる方法』という本を機内で読んでいたのですが、島に着いた瞬間、それ以上読み進める気を失ってしまいました。 明日は、体験ダイビングに初挑戦します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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