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カテゴリ:手術全般
さて12月2日(金)は、前述のJSCRSウインターセミナー2011参加のため外来を17時30分で早期終了させて頂き、そのまま車に飛び乗って県都にある松山空港へ向かいました。
空港に着いたのは19時20分、なんとか東京行きの最終便に間に合いました。
季節柄、松山空港もクリスマスイルミネーションで華やいでいます。19時50分発の最終の東京行きの飛行機にはどこかで見た顔がたくさんあります。他科の先生方ですね。我々医者の世界は一生が勉強の日々。努力を怠るものは第一線のトップレベルの臨床現場からは退かざるを得ない厳しいバトルフィールドであり、休憩と平穏を得るのは引退した後と覚悟しています。実力・気力が衰え、患者様のお役に立てなくなるその日が来るまで、皆様から信頼される限り日々自らの知識と技術を磨き上げるための鍛錬が続きます。
空港でのんびりしていると、偶然隣に循環器内科医の後輩が座っていました。「これから東京で2日間ぶっとおしで豚の心臓を使ってトレーニングです。」と言っていました。そういえば私も研修医の頃には豚の目を使って白内障手術の練習を良くしていました。目も心臓も豚は人間に良く似ているんですね。見た目は全然違うのに不思議です。。。。。。
さて羽田空港到着後はモノレールで浜松町へ。そこからは地下鉄大門駅までスーツケースをガラガラ引いて歩いて移動し、六本木を目指します。
ふー。ようやくホテルに到着しました。時間は23時00分。四国の片隅から首都東京は本当に遠いです。「あー、疲れた。もう寝よう。」と思ってふと窓の外を見やると、
東京タワーが光っています。「夜中でも都会は明るいんだなあ。」と感心しながら、眠りに就きます。(続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.12.12 18:00:49
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