本日は１１８９０（＋１１０）の寄り付き。週末ギャップの大きさ（チャートでは厚みかな）に言及され、ギャップの大きさによってＩＲ３０ブレイクがどのように作用するか一通り調べました。その中で＋８０～＋１７０のギャップアップの日はＩＲ３０の上にブレイクに妙味あり、という結果が出ていました。

条件
①寄り付きは＋８０～＋１７０のギャップアップ
②09：31→10：50にＩＲ３０上ブレイクにてロング
③建値＋５０にて返済指値、不出来前引け成り行き
結果
総数: 61 ↑:47(77%) ↓:14(22%) →:0(0%)
返済指値をせず前引け手仕舞いの場合には
総数: 61 ↑:40(65%) ↓:17(27%) →:4(6%)
（勝率は低くなるが総利益は大きくなる）

そこに待ってました！とばかりに＋１１０のギャップアップスタート。あれれここまで書きながらチャートを見ていて思いましたが結局ＩＲ３０は下に抜けたんだった。そしてこの下抜けは売れない、と掲示板に書いた、そして２０円程下に抜けて戻ってきたんだった。そうそう今日は不発だったんでした。それなのに後場のＩＲ６０ブレイクでは何故にあんなに期待したんでしょ？ギャップの大きさとＩＲ６０上ブレイクだけ、か？あれ？念の為検証してみる。

条件
①寄り付きは＋８０～＋１７０のギャップアップ
②12：30→14：30にＩＲ６０上ブレイクにてロング
③建値＋５０にて返済指値、不出来前引け成り行き
結果
総数: 25 ↑:17(68%) ↓:7(28%) →:1(4%)

なるほどこれも悪くは無い。（おっと、これには今日の結果も含まれているので昼休みに検証した時点では約７０％だったわけだ）そして実際に上ブレイクしたのが13：11、この後下げたので13：01→13：30に上ブレイクした過去データを検索したら
19990310 13:26 15310→15:10 15430 +120 (-70)
19990317 13:21 16080→15:10 16160 +80 (-60)
20010814 13:12 11760→15:10 11930 +170 (-20)
と100％（但したったの３件）。しかし結果は
20020520 13:11 11940→15:10 11850 -90 (-100)
となりました。
今思えばＩＲ３０ブレイクを検証していてそれが不発に終わってから何突然ギャップの大きさ＋ＩＲ６０で検証してんだか、という感じ。ギャップの大きさ８０～１７０だってＩＲ３０用に出してきた大きさなのにそのままＩＲ６０で使ってしまうとは…。
あとギャップとは関係無いですが、ブレイク時の勢い、これは重要かもしんない。感覚的なものだけど今日の１１９５０での動きは弱かった（ＩＲブレイクは１１９４０だけど個人的には前日高値をブレイクする１１９５０を注目していました）。勢いのある時はＱＴで弾丸のように約定が表示されるし１００枚、２００枚、時には３００枚のオーダでイッキ食いする。建玉しようとしてし損なうほど（それで建損なってレバタラ、建てたら負けなのかも…）それが今回は感じられなかった。こんなのも数値化出来れば使えるのかも。