山本球の『球音日記』

こんばんは！

今日、『野球小僧』のドラフト特集号を買いました。

これを買うと、今年のドラフトだけじゃなく大学、社会人へ進んだ選手が高校時代どんな選手だったか分かるのでとても重宝するんですよね！

更に、各球団のポジションごとの年齢層が丸分りで球団別のドラフト予想をするときに非常に便利なんですよ。

と、まぁそんなわけでまずはパラパラめくって見たわけですよ。

そうすると、ちょっと見えてきたことが・・・。

特に外野手なんですが、どの球団も２０代前半、中盤の右打者が異常に少ない！

これは面白い傾向だなぁと思いました。彼らの世代ってちょうど“右投左打”の選手が多いんですよね。加えて日本人野手に求められているのは長打力よりも単打でも二塁に行ける俊足だったりするんですよね。そのためには一歩目を早くする左打席が有利。更に更に、チーム編成上長打力満点の外国人打者が右って言う傾向も多いですからね。

右打者の外野手って言うのは案外貴重なキャラクターになっていくかもしれません。

そういう点では、今年の高校ドラフトの候補。浦和学院の赤坂選手、岐阜城北の丹羽選手、宇治山田商業の中井選手、報徳学園の小杉選手、そして、大阪桐蔭の中田選手と言う五名は各球団にいない長打力を秘めた右打者外野手タイプです。彼らが各球団のスカウトにどんな評価をされるかとても気になりますね。若手にこういうタイプの選手が少ないのはスカウトが評価していないからだけかもしれませんしね。

あと、若手捕手が不足している球団が多いんですね・・・でもこればっかりはどうにもなりませんよね。捕手って育てるのが難しい上に野球センスが高かったり打撃が良かったりするとコンバートされちゃったりしますしね。今年は北照の谷内田選手と明徳義塾の伊藤選手が候補・・・好捕手は結構多かったんですけどプロ志望届を提出しなかった選手が多かったんですよね・・・。日大藤沢の川辺選手とか常葉菊川の石岡選手とか大阪桐蔭の岡田選手とか開星の早戸選手とか。ま、捕手難は続きそうですね。

球児の皆さん！プロを目指すならプロにいないタイプの選手を目指そう！

・・・そうなるのが一番難しいんですよね（笑）