hiryuの写真日刊紙

夜半に雨でも降ったものか、朝起きてみると路面がわずかに濡れていた。
もう１１月、晩秋というかなんだか初冬といった雰囲気である。
富士山は、この秋一番の秀麗な姿を、雲ひとつない青空に屹立させている。
撮影していて富士山の雪の感じがどうも変だったので、雲でもかかっているのかと上空を見上げてみれば、文字通り雲ひとつない秋晴れなのである。

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帰ってきて、撮った写真をじっくりと見て気がついた。
雪の層が２段になっているのである。

古い雪の上に新しい雪が積もっていて、その雪質の違いが、雲で光が遮られているかのような錯覚を生んだのである。
昨夜は山は雪だったようだ。
丹沢も奥の方の山には積雪が見られる。

いつもの撮影ポイントは結構高台なので通り抜ける風に冷たさを感じる。
もうそんな季節になったようだ。