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銀行の前に止まっているバンはどうやら現金輸送車のようだ。
傍らにさりげなく立つ行員の後ろに回した手にしっかり握られているのはカラーボール。 野球ボール大のこのカラーボールの中には、特殊塗料がしっかり詰め込まれていて、洗っても洗ってもルミノール反応は消えることはない。 これをぶつけられた逃走車や逃走犯がそれを証拠に逮捕されたということが何度か新聞報道もされている。 ただ、あくまで状況証拠に過ぎないので、マイアミCSIなら逮捕状も取れないような気もする。 お上のすることに、千に一つの、いや百に一つの、違うな十に一つの、二つに一つの間違いはないだろうという、人権など二の次ぎ、三の次ぎの、水戸黄門的世界の発想ではあるようだ。 ただ正確に目標にぶつけなければならないので、それなりのコントロール力は要求される。 それにしても、武装強盗など日常茶飯事のかの国の銀行強盗に比べれば、わずか3千円のカラーボールで制圧される日本の強盗のなんと優しげにみえることよ。 にほんブログ村 ロ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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