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にほんブログ村 東京電力の次期社長に内定した西沢常務は記者会見の席上でこう言っている。 「福島第1原発事故で立地地域、広く社会に迷惑かけたことを心からおわびする。当社未曾有の危機に社長就任となり、とてつもない危機感を抱いている。天命と考え引き受けた。就任に際しては4つのことに取り組む。まず福島第1原発事故の収束。これについては道筋の実現に向けて全力を挙げて取り組む。2つめは原発事故で迷惑をかけた人々、避難所の支援活動に誠心誠意取り組むとともに、原賠法に基づき補償にも誠実に取り組む。また電気の安定確保に全力挙げる。こうした施策を実施するために経営の合理化に最大限取り組む。協力をいただきながら、全身全霊で難局に立ち向かっていく」 東京電力福島原発の爆発事故は、福島の人々に多大な損害を与えており、それらにはただちに東京電力そのものを解体し、内部留保等全てのものを履き出して、物心両面にわたり最大限の支援・賠償をしなければならない。 また、法人としての東京電力だけではなく、東京電力の新旧首脳ならびに自民党の原発推進派の新旧議員は私財をなげうって福島原発爆発事故の賠償をするのも当然である。 次期社長に内定した西沢常務にお聞きしたい。 貴殿が記者会見の席上で「できもしない綺麗事」を並べたてている間に、ちょうどその時間に東京電力本社前では、いったい何が起こっていたのか知っているのか。 原発爆発事故の被害者への支援と事故の一刻も早い収束を求めた行動に武装警官隊が襲いかかったのだ。 福島原発から300キロも離れた足柄茶からも放射能が検出されたことは、私たち神奈川県民に大きな衝撃を与えた。 茶葉だけではなく土壌そのものが高レベルの放射能で汚染されていることをあらためて知らされたからだ。 それは神奈川だけではない。 朝日新聞によると東京23区内の土壌を4ヶ所計測したところ千代田区1900ベクレルから江東区の3200ベクレルまで、すべての場所で高濃度のセシウムが検出されたのだ。 また、民間機関の調査では新宿区や世田谷区からも2000ベクレル前後の高濃度のセシウムが検出されている。 つまり、首都圏の大地はそして2000万の膨大な人々の群れは、福島原発から日々空に海に吐き出される放射能で汚染されているのだ。 西沢、お前の「迷惑をかけた人々に誠心誠意取り組くむ」という言葉が口先だけのものではなく本物なら、私たち被害者の抗議行動に武装警官隊を差し向けるような姑息なまねをただちに止めろ。 本社前の門扉を開き、私たちの声に誠心誠意耳を傾けろ。 武装警官隊が実力行使により横断幕を破壊するような行為は犯罪以外の何ものでもない。 加害企業が被害者を弾圧するなど本来あってはならないことだ。 第3の被曝フクシマを引き起こした核テロリスト東京電力を許さない! 第2の水俣病を引き起こした核テロリスト東京電力を許さない! 東京電力は私たち被害者の声を誠意をもって受け止めろ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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