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2006年04月30日
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ツーことで、去年のGW頃に始まったここの『お話』ももう少しで300回になろうとしています。最初の頃は前振りなども書いていましたが、このごろは文字数の関係で前振りなどを入れることもできません。前振りには後から読むとちょっと恥ずかしいことも書いていたりするんで、困ったもんなんですが。初めからずっと読んで下さっている人には今更ですけど、これから読もうという奇特な(!)人向けのあらすじ(状況説明?)です。と言っても2005年4月28日付の『日記』に載っている『千歳』さえ読めば大体のことがつかめるかもしれません。この『千歳』は治世千年を迎えた景王陽子が越し方を思い返してるってもので、陽子が初めて千年を迎えるために諸国の王に斃れて頂いたんです。この回想を具体的なものにしたのがここの『お話』だとも言えますが、書いていくうちにあれこれ『千歳』とは違う展開になっている箇所も出ています。まぁ、考えてみれば『千歳』書いて、皆さんに読んでいただいてからもう一年経っているんですよね。あっしもケッコウ忘却の彼方に行っていました。そこでオサライってことです。

根本的なことですが、この『お話』は小野不由美の『十二国記』シリーズがベースになっており、まだ刊行されていない『十二国記』の続きをあっしなりに勝手に書いているだけのもので、原作とは全く関りありませんし、原作などの著作権を侵害する意図は全くありません。まぁ、あっしとしては勝手にあれこれ考えて楽しんでいるだけで、一人でも多くの人にこれを読んで楽しんでいただければ望外の悦びだということです。とはいえ、あっしなりに捻くり返したものですから、ここに書かれているものをそっくりそのまま転載とかして『自分が書いた』って言うのだけは辞めてくださいね。

で、左にある『想像の小箱(?)関連』の年表にも書いてありますが、原作の『十二国記』は泰麒が戴に戻るところで中断しています。書いた順番は若干違いますが、あっしはその後、楽俊が雁の大学を卒業し、雁に任官するところから始めています。ここでの『お話』は楽俊がメインって感じで、しかも二次創作では多いとされるカップリングは殆んど排除しています。ツーか、恋愛関連のものを書くのが苦手だから書いていない(書けない)ってのが本音ですが(^^ゞ 子供や孫が産まれないと困るという理由であちこちで結婚をさせていますが、恋愛についてはあまり触れていません。ですから、そういう甘いお話を期待している人には期待はずれになると思います。

個々の細かい『お話』は省いて、現時点では慶の赤楽二百二年の春ということになっています。ここから読み始める場合に原作からどういう風に変わってきているかを国別に見てみることにしましょう。



雁に任官した楽俊が慶の官になる辺りから『お話』が動き始める。夕暉や蘭桂とともに今の日本で言えば外務省(?)に当たる『通部』を作る。そして各国に通部の人員・通士を派遣して、各国の王宮との交渉やら情報のやり取りなどをするようになる。その各国に派遣された代表(今で言う大使)が遣士。各国に派遣した遣士の情報網で様々な問題に対処できるようになった。初代の冢宰である浩瀚は引退して松塾の塾頭に納まり、桓堆は松塾を手伝っていたはずだけど、麦州師の手伝いもさせられていたような… 太師の遠甫はそのまま(だけど、原作にない設定にしてある)。今の冢宰は麦州侯を経た夕暉で、蘭桂は天官長・太宰。ちなみに鈴は夕暉と結婚している。今出てきているメンバーは浩瀚や夕暉、蘭桂などの子や孫の世代も混じっているので、かなりややこしくなっている。呉渡に舜の海の一族の商館である渡浪亭があり、ここが慶の官の子弟の教育機関になっていたりする。


陽子が登極する際にちょっかいを出した塙王が斃れた後、国氏が改められ、以後高王となるが、二百年の間に塙王も含めて四人の王が斃れている。初代高王は州師上がりの良拓。ケッコウ人望もあり、頭も切れたけど、慶との感情のもつれから斃れてしまった。二代高王はもと冢宰で塙王の甥であり、楽俊の叔父でもある史英。苦労人だけに頑張ったけど、奏の余波を受けて斃れる。三代高王はまたも州師上がりの清流。ただ、この人物には裏があり、その魂魄は先の宋公子・英清君利達だったとか。四代高王で現高王は当時慶の官だった楽俊。赤麒麟の高麟に見出されて登極。高麟に緋翠という字を与える。現在の巧の遣士は春陽。首都傲霜に来楽飯店という舎館を構えて、ここで人材育成などにも当たっている。他にも阿岸に紫楽飯店、配浪に春華亭などがある。


宗麟斬殺事件以後、三代に渡って宗果が蝕に奪われ、百年余り経った後、当時巧の官だった秀絡が宗王に践祚した。秀絡は交州にある櫨家飯店の生まれで、紫楽飯店や来楽飯店で働きながら大学を卒業し、巧に任官している。紫楽飯店で知り合って恋仲(?)の少麓や秀絡の妹の昭媛は巧の冢宰府の官として働いている。現在の奏の遣士は趙駱。首都隆洽に櫨家飯店の支店を構えて、補佐の啓鷹を家公代理としている。


奏が斃れた余波で斃れ、践祚した天海もまた奏の荒民などとの諍いから斃れてしまう。現在空位。現在の才の遣士は琉毅。範の遣士・朱楓の輸出卸の支店を構えているが殆んど開店休業中。


戴が斃れた余波で氾王藍滌が斃れたばかり。遣士の朱楓は首都紫陽で女官育成用の店『西陽楼』と輸出卸の店をやっている。


原作の供王珠晶が在位300年を迎えようとしている。遣士の桃香は何をやっているのかまだ記述がない<おひ!


行方のわからなかった劉王が斃れた後、恭の官をしていた頑丘が劉麟に見出されて、一度は逃げたが結局は践祚。遣士の智照は遣士の中では最も古株。王よりも芬華宮の官を掌握しているという噂もある。


延麒六太が蓬莱で『原爆』に被爆して登霞。延王尚隆は蓬山に質しに行くが力及ばずに崩御。現在空位。仮朝の冢宰は朱衡、引退しようとした白沢は太師を押し付けられている。遣士の累燦は奏の趙駱と同期でケッコウやり手だが、印象が薄いのはなぜだ?<おひ!


泰王驍宗は楽俊に発見されたものの、魂魄を抜かれて植物人間状態。やがて崩御、つれて李斎が泰王になる。延麒六太と一緒に『原爆』に被爆した泰麒は一命はとりとめたものの、白圭宮の惨劇で泰王とともに落命。現在空位。遣士の翠蘭は蘭桂の孫で、遣士の中では最年少。


月渓による峯王弑逆以後峯果が四度も蝕に奪われ、四度目に奪われた後、峯麒は漸く蓬莱で発見され、連れ戻される。王をなかなか選べなかった峯麒は鷹隼宮にて月渓と祥瓊の子が王になると宣言、二人は結婚し、翔陽、香陽の二人の子を授かる。前峯王の弑逆者月渓と前峯王の公主祥瓊の子・翔陽が峯王となる。蘭桂の子で翔陽のご学友だった玉拓は芳に任官。遣士の泉媛は玉拓の細君。


奏が斃れた余波で廉王が斃れた後、廉麒が選んだのは花街の妓楼の花魁だった焔艶。遣士の玄載は範の遣士・朱楓の店の手代らしいが…


巧との繋がりが深く、高王良拓が斃れた時に同調して駿王央明が斃れ、舜の海の民は倭寇として暴れまわる。が、楽俊のとりなしで慶の呉渡で荒民として受け入れてもらうことになる。ここで育ったものの中に次の駿王渡海がいた。渡海は親慶的な政治を目指すが反発が根強く頓挫。奏が斃れた余波で斃れてしまう。このとき呉渡に逃れた渡海の妹蘭華が渡浪亭を作る。この蘭華の孫・翠翔と結婚した朗嬢が初めての子・華蓉を授かった時に駿麒に見出され、駿王になる。遣士の澄雲は呉渡で働きながら舜への浸透を図った苦労人。なのに影が薄い。


その他の勝手な設定
『お話』を書いているうちにどうもよくわからないことが出てくると自分なりに『ローカルルール』を決めちゃっています。そのうち主なものは以下の通りです。

・任官者は大学卒業時の成績順に首席は状元、二席は棒眼、三席は探花と呼ばれる<中国の科挙に準拠
・捨身木に麒麟の卵果が生っている時は蓬山への立入り禁止<麒麟の卵果の悪用(桃幻香)防止のため
・遣士は赴任先の国では土地や住居を購入できないので、常に賃貸<主に借家
・海客は漂着した国の戸籍に編入される<だから鈴は夕暉と結婚可能
・同じ国の生まれでなければ結婚は許可されない<後々に仙については改変
・仙同士で結婚した場合、子供は男女一人ずつしか授からない<仙は不老不死で子沢山だったら大変なことに…(^^ゞ
・かつては高岫付近の廬に戸籍を移してその地の里木で子を授かった後、荒民として他国に逃れることができた<今は禁止
・荒民として三十年以上異国の地にいるものはその地の里木に子を願うことができる<秀絡の宗王践祚時に改変
・他国に五十年以上赴任している仙はその地の里木に子を願うことができる<秀絡の宗王践祚時に改変
・十二国のうち必ず何処か一国の玉座は空位、ただし、半数の六国を超えて空位になることはない(らしい)


ということで、多少のオサライになったかどうか…(^^ゞ これからもまだまだ続きますので、よろしくお願いいたします。





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最終更新日  2006年04月30日 08時33分08秒
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