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2006年05月19日
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ツーことで、頭を抱えています。『お話』を書くときは原作で必要な部分を拾い読みしたりするんですが、今回昇山について書く時に『図南の翼』で黄海について調べるついでにひょいと冒頭を読み返したんです。と、頑丘が駮に乗って乾県にやってくる場面で、その下方を臨乾から乾県まで船で半日かけて渡るって書いてあったんですよ。この臨乾は恭の飛び地である乾県に最も近いところで、船の大きさとか性能にもよりますが、50km~100kmは離れているってことですよね?あっしは『帰山』で塙王が斃れたあとすぐ妖魔が跋扈して青海と赤海を隔てる巽海門が船での航行ができなくなったと書いてあったことから、ずっと指呼の間だと思っていたんですよね。船での行き来ができないくらい妖魔が跋扈しても、巽海門の上に架かるつり橋のような細い通路を渡れるんだろうってことで『お話』を書いていました。つまり、海を隔てる海門は船が何艘か行き違えるくらいの細い海峡になっていて、その遥か上方(100m以上)に馬車がすれ違えるくらいの細長い、逆に見れば物凄く短いトンネルのようなものだと思っていたんです。だって、赤海から青海に抜けられないってことは対岸にある巽県には船では行けないってことでしょう?そうなったら令巽門を守る州師などが物資の供給を受けられずに死に絶えることだってあるわけだし… まぁ、四門を守る州師は仙ってことなら飢餓に苦しむことはありませんが、巽県に住む人たちはどうなんでしょうね?そんなことを考えたんで、陸続きにして、船では直接四門に向かえないから、一部陸路を通らなくちゃいけなくて、それで才で奏の民が危難にあったわけですからね。それとも臨乾と乾県の間のような航路は呪によって妖魔から守られているとかあるのかな?どうもこの辺りがスッキリしません。

『お話』を書くにあたってはあれこれ自分なりに想像を膨らませていくんですが、できるだけ原作に忠実にありたいとおもっています。とはいえ、こういう『お話』のコアの部分で間違いがあるとなるとちょいと凹んできます。あるいは、ここの『お話』は原作とは似て非なるパラレルな世界で、多少(かなり?)の差異があるのは仕方ないとバックレちゃっていいものなんでしょうかね?とにかく悩ましいのは距離と時間の関係です。世界の大きさもホントによくわからないので自分なりに解釈していますが、人が歩いて1月という黄海の半径(金剛山を含む)は800~1000km、これの倍、つまり黄海の直径分の距離四つの内海が大陸を寝食しています。国都から高岫までの距離はおよそ1000km、隣り合う国の国都間はこの倍のおよそ2000km、虚海に浮かぶ極国との距離は最も近いところで1000km、遠いところで2000km、という前提で考えていますが、そこの移動に要する時間ってわかりにくい。『書簡』で陽子から楽俊に届いた鸞は3日を要しているけど、これは夜間は飛んでいないってことにしても時速で50~60kmってことになる。金波宮から蓬山までは使令で丸一昼夜ということだけど、時速にすると150kmくらい。人が乗っていなければ(遁甲)200kmくらいになるだろうと考えられる。騎獣で最も早い趨虞は使令と同じくらいと想定し、最速で150kmくらい、吉量なら120kmくらいか?これは無理をすれば日の出から日没までに国都間を飛べる速さになる。人が歩くのは1日に20~30kmくらい、馬車で100kmくらいだろうか?早馬だったら200kmくらいになるのかな?船は停泊をいれずに丸一昼夜で500kmくらいかな?風や潮流の加減もあるだろうけど、戴から漣までぐるっと廻るとおよそ二十日という計算になる。内海の奧から海門までが5日というところか。この辺りは停泊の加減でかなり変わるだろう。一方、国土に占める耕作面積の広さはおよそ2~3%に過ぎず、国土の9割以上が山塊で、耕作に向いていないということなのかもしれません。

ツーことで改めてどれくらいの距離と時間の関係にあるかをみてみたが、過去の『お話』ではかなりの混乱、齟齬があるように思う。が、今更直しようもないというか… 原稿用紙で数千枚もの文章に手を入れるのは無理というか、直して再アップというのもねぇ… こうなったら開き直りで『こういう世界です』ということで続けるしかないのかしら?予め出来上がっている世界をお借りして書くのは楽だけど、その世界に当てはめていく作業ってのは、やってみると自分で一から作った方が楽だったかもしれないって気にもなります。まぁ、登場人物も大半がオリジナルになってしまっているし、『こういうもの』ってことにせざるを得ないかもしれません。このまま続けていいものなのでしょうかねぇ…





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最終更新日  2006年05月19日 12時50分21秒
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