ある役者のつぶやき（送料無料市場）

フジテレビ開局50周年記念作品。
全編イタリアロケで話題となりました。

前半は、
どうということはありませんが、
監視カメラの存在に気づいて以降、
物語は一気に加速します。


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外交官の機密費問題、
ペルー大使館事件、
世界各地のテロ、民族紛争などに
影響された節があります。

なぜ、今、
外交官のお話をやる
必要があるのか、
わかりませんでしたが、
あまり過剰な期待はせず、
綺麗なイタリアの
風景、建物、海などを楽しむ気持ちで
見れば、許せると思います。



アマルフィ


「踊る大捜査線」シリーズの
功労者の織田裕二を主演で映画を
作りたかったんでしょう。

刑事→外交官。

外交官は捜査権限がないが、
派手に越権行為はもとより、
公務執行妨害など罪も犯すあたりが、
青島、否、黒田らしい。

あと、
キャスティングについては、
なぜ、天海祐希をヒロインに
したのか疑問でしたが、
演技力がいる役柄だったので、
納得しました。

戸田恵梨香は、
外交官という
キャラではないかなぁ。
役立つ情報は、
たくさんくれたから、
よしとしましょう。

主題歌
「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」
（全世界で1500万枚の売り上げ）を歌う
“世界の歌姫”サラ･ブライトマンも出演。

福山雅治も特別出演。

贅沢で豪華な作品です。

誘拐事件から、テロへと発展する
展開はいいとして、
テロリストの内面が写真だけで、さらりと
流してしまうあたり、
フジテレビっぽい仕上がり。

映画を観る前に、尺は2時間15分と
予想したら、どんぴしゃだった。
こんなところで、運をつかってしまった。

ロケ地が多いだけに、
切るに切れない場面が増える、と
思って予想した尺だったが、
まさにその通りだった。

複数の犯人像まで描いたら、
3時間近くになってしまうから、
この長さが限界だろう。

中川財務金融相の
「酩酊」会見みたいに、
外務大臣が醜態を世界に
さらしてしまうのは、
見るに堪えないものはありました
（銃にびびって、
すべてを話してしまうのも、
どうか、と。
オフレコの会見でもあるまいし。
墓場まで持っていくと思うけど）。

イタリアの風景と
織田裕二演じる、外交官・黒田の
無茶ぶりと予定調和の結末を
楽しみましょう。

また、明日。



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