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カテゴリ:仕事
日記に仕事のことを書くのは本当に久しぶり。
後で読み返すのが楽しいので、いろんな経験をできるだけ書き留めて おきたいもの、ですね~。続けるということは大変ですな。 今週、月火はSt Vincentで行われたwork shopに参加。 家の病院は、講習等に参加する費用を負担しない規則を最近 作ったらしく@@出張扱いになったものの、参加費は自己負担でした。 このコースはお値段も安くて、私は独り身だから別に「行きたいから払う」 と割り切れるけれど、家族持ちの人等にはつらいだろうな。そもそも、 技術職の私達、より良いサービスを提供するためには、定期的な研修の場が 必要。それも病院だけの井の中の蛙教室では、どうしようもない。ただでさえ 居心地がよくて勤続20年以上の錆つきがちな人が多い組織。 CEOは30代後半で若いのに、管理の考え方が古いのよね。 支配型の管理をするというか。。 と愚痴はさておいて、今回のコース。 chronic careとは慢性疾患におけるケアのこと。 高齢社会の昨今、患う人が多い慢性心疾患、呼吸器疾患 のケアについてのコースでしたん。 私のしてる仕事の部門の主催だったのだけど蓋をあけると 結構ナースが多く(特にCNC)、和やかな雰囲気でした。 ナースはおばちゃんが多いためか、それとも群れるのに慣れてるからか しゃべりやすい人たちが多い気がする。コミュニケーション上手 なのかな?私と同じ仕事のサナちゃんもすごく話しやすくて、 とても人に恵まれたコースでした。 二日間にわたるコースは、酸素療法(っていうの?oxygen therapy) の指針を知ることができたり、終末期のケアについての講義、また 実際にご主人が38歳という若さで急性心筋梗塞となり、 バイパス手術を受けた方の経験談などを聞くことができました。 若い奥さん、幼い子供達の経験を聞いていると、自分の小さい時のころの 経験と重なることが多かったですわ。人と自分の経験は簡単には 比較できないので一概には言えないけれども、昔はソーシャルワーカーもおらず、 情報もなかった時代。若い母と父、伯父伯母がいかに大変な経験をしたかを 自分がそのころの両親の年に近づいて改めて実感するとともに、 子供だった私と姉も結構大変な経験をしたんだなぁと。 もちろん世の中には私たちの経験とは比較にならないことを乗り越えた人が いると思うので、被害者的な感情や特別感を持っているわけではなく、 若くして死にかけた母とか、それを支えてくれた父、伯母伯父の愛に支えられて 私たちは普通に育つことができたんだなと思う。まぁ、普通じゃない部分も かなり多いけどwこういうことを折につけ思うようになって いよいよ私も年とって来たんだなと思いますわ(*^_^*) 10年前にこれを実感できていたら良かったのに~ってみんな思うんだろうねw あと奥さんが言っていた医療従事者に望む行動「acknowledge」も医療系の 仕事に限らずコミュニケーションを図る上で大事だと再確認。 直接的にいえば、相手の存在を認めること、認識すること、かな。 それとコースには慢性疾患の人が抱えるsexに関する問題を診療する 専門医の先生も講義をしてくださってとても興味深かったですわ。 こういうナイーブな事柄を医学的、生理学的、治療的に表舞台に ひっぱってこれる人だけあって、scienceとartのバランスが取れた 人間的に本当に優しそうな先生でした。 このコースに参加してなんだか内省する機会のほうが多かった(*^_^*) やっぱり定期的にコースには参加して刺激受けるのは大事~~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年08月17日 19時59分53秒
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