|
カテゴリ:弦人6歳のこと
先日のリハビリで、あぐらの姿勢をした時
以前よりも足の開きが狭くなったな~と感じて、口にすると 先生は「まだ可動域は狭まっていない」としつつも 将来の起こるかもしれない症状を教えてくれた。 療育園には重度の大人の方が割合多く入所しているが その多くが、寝たきりの状態である。 その『寝たきり』が、人が起こせば座れるというのではなく 介助をしても、股関節が曲がらず座ることが出来ないのだとか。 股関節が曲がらないと、椅子にも座れず 床の上だと寝そべるしか方法がない。 日中も横になって過ごす方が多いのだとか。 そういえば、たまに見かける。 車いすをストレッチャーの様にして移動している方。 眠たいとか疲れているとか、そういうのではなく 股関節が曲がらず、横になられているのだと知った。 ちょっとショックな話でもあった。 弦ちゃんもそういう状態になる・・・かもしれない。 弦ちゃんは人一倍、周りの人に興味があって 多分、寝た状態だと「見えない!誰か来て!」と不満がたまると思う。 出来るだけ、今出来ていることが続けられますように・・・。 体を起こして座れる暮らしを続けられますように・・・。 股関節開き、重要なんだなぁ~。 両方の足裏をくっつけて、股関節を開くよ~。 初めは殆ど開かなかった足も、時間をかけてゆっくり押すと 徐々に力が抜けて開いてきました。 弦人さん、リハビリが始まると まず360°周りを見渡し、どの人が面白そうか物色します。 そしてターゲットを見つけると、じーーーーーっと観察が始まります。 時には赤ちゃんであったり、時には若いお姉さんだったり。 とにかく動く人に興味があります。 観察している間は、何をしても動じません。 お好きにどうぞ~ってな感じです。 家でも服の着脱の時、オムツ替えの時、寝る時・・・ ちょっとでも時間があったら、ついでに股関節開いちゃえ~ やってます 話は変わるけど・・・最近、久々にいいドラマに出会った。 『僕のいた時間』水曜22時から 【あらすじ】 筋肉が徐々に衰えて呼吸困難に陥り、最終的には人工呼吸器をつけないと死に至ってしまうALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵された主人公の物語。 就職活動に励んでいた澤田拓人(三浦春馬)は、ある日突然、ALSという難病に侵されてしまう。それまではごく普通の若者として日々を無為に過ごしていた拓人だったが、余命わずかな自身の運命を知り、それまで特別に意識することのなかった家族や友人、そして恋人との向き合い方を考え、自らの病を受け入れながらも残された人生の歩み方を模索していく。 (wikipedia引用) このドラマは難病に侵された青年の話で、 病気を受け止め、前向きに生きて、周りの人と向き合っていく話です。 主人公、三浦春馬の演技がいい。 真摯に迫るものがある。 かなり研究されていて見応えがあります。 このALSは筋肉がどんどん衰えていく病気で、 筋肉がない人の体の使い方をよく研究してるな~と感じます。 段々猫背になって握力もなくなって、足もぐにゃりとして・・・ なかなか普通の人にあの感じを出すのは難しいと思っていたけど 本当によく見て研究したんだな、って感じがする。 最後には自力で呼吸も出来なくなり、亡くなってしまう病気だけど そこをどう表現するのか・・・怖いけど見てみたい。 あと、最新の福祉用品を細かい部分まで揃えて 家も車いす使用に完璧にリフォームして、何て快適そうな家なんだろうと 細かいところが勉強にもなります。 ま、あんなに片付いて綺麗なのはあり得ないけど(笑) ちょっと介護している側からすると、整いすぎている気もするけど 病気を受け止めて、今自分がやれる事を目標を持ってやる生き方、 周りの人にもそのままを受け入れて貰い、切り開いていく姿、 自分がもし病気になったら、こんな風に生きたいなぁ・・・ と思えるドラマです。 毎度 涙、涙で見てます~ (それを隣で見ている弦人、何で泣いてるの?みたいな目で見てきますが) 『明日ママがいない』の裏番組なので、視聴率が低いのがおしい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.03.04 12:46:46
コメント(0) | コメントを書く |