|
カテゴリ:介護のこと
ようやく一つの山を乗り越えました。
ずっと痛かった椎間板ヘルニア手術が、無事に成功しました。 こんな事をいうと大した手術でもないのに、何を大げさなと思うかもしれない。 確かにヘルニアの手術自体は珍しい手術ではなく、外科医にすれば小さな手術の一つだったかもしれない。 でも、やっぱり手術は怖い。 リスク説明の時に、散々万が一の確率で起こるゾゾゾーっとする話を聞いたからかもしれない。 (神経を傷つけたらどうなるとか、髄液が漏れたら脳圧が変わって何チャラとか、合併症で死亡確率10000/1とかさ) でも、この痛みを取るには手術で取るしかなかったし、ここは先生に任せて掛けようと、この手術に家族一丸で臨んだわけだ。 で、仕事の主人に代わって母に見守られながら、いざ出陣!と意気込んでその時を迎えたのだが… ここは、すっぽりと完全に記憶がない。 情けないというか、有り難いというか、 全身麻酔の威力は素晴らしく、痛みどころか記憶のカケラも残っていない。 正に麻酔点滴を入れた瞬間から、「終わりましたよ〜」の声が聞こえるまで、寝たと言う感覚すら切り取られた様にすっぽりとない。 ボーッとしながら、気がついた時には病室のベッドに横になっていました。 後で主治医が来てくれて、手術は無事に成功しましたよと、取ったヘルニアをご丁寧に見せてくれた。 そこには赤い軟骨の塊がゴロゴロと入っていた。 素人目にはわからなかったけど、ここ最近のオペでは一番大きかったらしく、ものすごく大きなヘルニアだったらしい。 先生も開けてビックリした様子だった。 それが神経をパンパンに圧迫していて、全て取り除いたら神経が緩ゆるにたわむ程だったそう。 赤い軟骨の塊を見て、これが痛い原因だったのかぁ、としみじみしてしまった。 元々は私の大事な腰の一部だったのに、私の体の使い方が悪くて、こうやって取り出す羽目になって、申し訳なかったなぁ。 リスク説明で聞かされていた怖い話は何も起こらず、無事にキレイに取って頂きました。 暫くは痛みで寝返りも出来なかったけど、翌日には背中の管が抜けて、尿管が抜けて、ソロソロと歩ける様になった時には感動しましたねー。 まだ神経の修復が追いついてなくて痺れているけど、どんどん痛みが少なくなって治っていく体に 人間ってすごいなぁ!!歩けるって素晴らしいなぁ!!と感激しています。 その頃。 残された子供たちは、とてもとてもよく頑張っています。 特に弦人の頑張りは、胸に詰まるものがあります。 その様子は次の記事で。 まだ入院中なので、ボチボチと書きますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[介護のこと] カテゴリの最新記事
|