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早いもので父が亡くなり2年が経つ。
父が大好きだった、親しい親族が集まり墓参、その後会食。 格式ばったことの嫌いな父にぴったりの法要となった。 この2年、何度も父のことを思い出してきた。 夜中にハッとして目覚め、父のことを想い眠れなくなることもある。 そういう時は私には見えなくても、近くに来ているのだと思う。 亡くなった当初は、後悔や病気に苦しむ父の姿ばかりが浮かび辛かった。 その後、どんぐりんが成長するにつれ、父も今の私と同じ気持ちで 私のことを見守ってくれたのだろうか?と同じ子を持つ親として 父の言葉、笑顔を思い出していた。 想い出は、声(言葉)や匂いからから、最近は映像へと変わってきている。 なかでも父の手が忘れなれない。 大きくゴツゴツして、ちょっと乾燥した、温かい職人風の手だった。 その手で工具を握ったり、料理をしたり、アイロンをかけたり。←得意でした どんぐりんを抱き、頬を撫でていた手。 入院中に、数年、いや十数年ぶりに握った手。 30年以上にわたり、家族を守り続けた手を忘れずにいようと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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