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カテゴリ:小さな幸せ
雨に打たれる姿が、これだけ似合う花も、珍しいですね いまは、リバーサイド計画とかいって、 小洒落た遊歩道のようになってしまった河川敷ですが、 私が子供のころは、まさに『土手』ってカンジ 花も草も無節操に生い茂ってて、雑草をスッポリ刈り取った一角に、申し訳程度のグラウンドがあったりして、子供たちにとっては格好の遊び場でした 懸命に咲くあじさいを眺めながらふと気づいたのは、 葉っぱのうえに、あの生き物の姿がまったく見当たらないこと 昔はその葉の上に、ギョッとするほどたくさんのカタツムリが居たものです。 それが今は、影も形も見当たりませんでした。 歩くのが困難なくらい、そこいらをピョンピョコととび跳ねていた、 色鮮やかなアマガエルにも、めっきり出会わなくなった。 青大将の首根っこをひっ掴んで、「今日はラッキ~」とか言いながら、 ブンブン振り回してたかつての自分のことも、今じゃ到底信じられない(←残酷だし…) 彼らは、一体、どこに行っちゃったんだろ? 快適な景観を得るためだけに、多くのいのちを犠牲にしてしまったのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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