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テーマ:猫のいる生活(136022)
カテゴリ:猫
数日前、 空くんと風ちゃんを連れ、 動物病院へ行ってきました。 長くなるので2回にわけます。 空くん 空くんは、先週 左上犬歯が抜けたのです。 枕元でこれを見つけた時は 正直ぶったまげました。 しかも歯根が溶けたようになっているでしょ? まるで乳歯みたいに・・・ 普通、歯周炎なんかで歯が抜ける時って 歯の形そのままで抜けるもの。 歯根が溶けるってどういうこと? ちょうど1年前も 空くんは奥歯が抜けたんよ。 その歯には歯根はあったんだけど 歯石も何もついてないキレイな歯でね。 しかも私の目の前で 「ぺっ」と吐き出したんよ。 あん時も驚いたなぁ・・・ その時の獣医さんの診断は 「何かしらの原因で、この歯だけが細菌感染をおこしたのだろう」 とのことだったのだけど、 もしかしたら、何か別の病気なんじゃなかろうか・・・? ネットや本で調べたところ、 「破歯細胞性吸収病巣」 なる病気があることがわかった。 簡単に言うと歯が溶ける病気。 成猫の2~3頭に1頭はこの病気を持っているらしい。 これは、原因もわかっていなければ 治療法も確立されていない。 病巣のある歯を抜くくらいしかできない。 ネットによると この病気を診断できる獣医さんはほとんどおらず、 名前すら知られていないとか。 でも2~3頭に1頭って 多いじゃんね? とにかく、 ベテランで私が最も信頼している獣医さんのもとへ行ってみた。 先生も歯根が溶けた歯を見て、かなり不思議顔。 「・・・歯石もついていないし 他の歯の状態はとてもいいです。 抜歯のあとも問題ないでしょう。 仮に歯根が残っていたとしても、歯槽骨に吸収されますよ。」 例の病名をたずねてみた。 ベテラン先生でも、やはりその病気に関しては詳しくないようで 専門書で確認しながら、 「口腔内の状態から、この病気ではないと思いますよ。 私はこの病気の治療を今までしたことありませんが。」 と言われた。 やはりそうなのか・・・ 今の段階で、処置や治療は何も必要ないとのことでした。 空くんも気付けば、もうすぐ9才。 あちこちガタがきてもおかしくないよね。 血液検査でもしようかと思ったけど、 「前回の抜歯時、約1年前にも検査はしているし 視診の感じでは特に問題もないから、今無理して検査する必要ないでしょう。」 と、言われたので 結局そのまま帰宅することにした。 現在の様子は、 口腔内の状態は異常なし。(見える範囲でね) ただ、多少の口臭はまだある。 でも、これ以上詳しく調べるとなると 麻酔して口腔内のX線写真を撮り、 必要であれば、口腔内の清掃や細菌培養検査・・・ 空くんの身体にも負担がかかるし、 正直、 そこまでして、正しい診断と治療ができる獣医さん、 このあたりにいるかな? とりあえずは、 気がついた時に歯磨き、 そして日常的に、できるだけ口腔内の状態を把握しといて 何か異常があった時にはすぐに獣医さんのところへ行けるようにしとこう。 犬歯がないと ちょっとマヌケな感じ・・・ ポチっとお願いします にほんブログ村 ペット法塾動愛法改正署名 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.05.30 23:30:28
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