初めての託児。

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2004年10月24日

(2)

テーマ：２００３年１～２月生まれのＢａｂｙの話♪(473)

カテゴリ：コドモの成長、うれしいなっと♪

午前中に救命救急の講習があったので、
ダンナさんと一緒に出ることにした。

しかし、はたと目が覚めたら８時半。
９時半には到着しなくてはならない。

うわっ、チコクする～～～～ッ！！！
焦る焦る。朝食もとらず、ムスメには自家用車内で
おっぱいをあげて、なんとか時間前に到着した。

ムスメはごはんも食べず、託児に初挑戦なのだ…。
なんという親の怠慢。

いつもと違う雰囲気を感じ取ったのか、
託児室に入ってからというもの、
なかなか膝の上からおりてくれない。
ムリに下ろそうとすると、ベソをかく。

とりあえず、おもちゃでつってみる。
大好きなままごとセットだ。しかも、大量。
おもちゃの包丁で人参や大根、
ハンバーグをさくさく切ってみる。

ん、なんかちょっと楽しそう。
離れてくれそうだぞ。

保育をしてくれる年配の女性が、
「そっと出てみてください」と言うので、
逃げるように出てきてしまった。
本当は、よくないんだけどね。

講習会の方はと言うと、やはり受けてみてよかった。
心肺蘇生法のやりかたも、聞いたり見たりするだけでは、
どうも心もとなかったので、実践が大事だな、と思った。

今はお人形さんに口をつけるにしても、
ちゃんと専用のフィルムを使って、
直接触れないようにしているのには驚いた。

大勢の人が使うのだから、
考えてみれば当然なのだけど、
今は一回練習するたびに消毒薬で拭いてくれるし、
なおかつフィルムで覆って、
直接口が人形につかないようにするなんて、
衛生的にも気を使ってくれているんだねぇ～。

練習中は、なんだか年配の男性が
やたら緊張しまくって、手やら体やらが震えていたりした。
女性の方が堂々としているのを見ると、
やっぱり母は強しなのかな、と思ってしまった。

それにしても、きちんと気道を確保しないと、
吹き込んだ空気もちゃんと入らないし、
ちゃんと腕を曲げないようにまっすぐに押さないと、
力が入らないというのもやってみないとなかなか理解できない。
体に記憶させる、というのは大事だなあとしみじみ感じた。

できれば、あかちゃんのお人形でも
試してみたかったのだけれど、今回は残念ながら、
そういった体験はなかった。

でも、幼児にはバターピーナッツやあめ玉、
こんにゃくゼリーは与えない方がいいこともよくわかった。
呼吸困難はめちゃくちゃコワイよ。

それから、よく九死に一生とか言って、
テレビ番組で掃除機を使って、
お餅を吸い出す方法をやっているけれど、
アレはやらないほうがいいらしいです。

テレビでやっているのはウマくいった事例で、
ほとんどは口や喉の粘膜を吸い込んで血だらけになるそう。

やるんだったら、気道にお餅が見えている場合で、
細かい場所を掃除する、吸い口の小さいヤツを
使うべきだそうだ。
もしくは、箸の先で、気道を確保できるように、
お餅をつついて寄せてあげるだけでいいと言っていた。

それから、不用意に口の中に指を突っ込まないこと。
これで、看護士が第一関節まで食いちぎられた
事例があるらしい。

血液の病気をもっている人もまれにいるので、
血液に直接触れるのは危険ということもある。

また、心肺蘇生を行うときは、現在、
体液でうつる病気もあるので、
直接口をつけないこと、と言われた。

ハンカチで覆ってから、と言われたけれど、
やっぱりその場になったら、動転して、
そんなこと忘れてしまうだろうなぁ…。

終わってから、ムスメを迎えに行ったら、
泣きもせず、機嫌良く遊んでいたらしい。

まぁ、以前から桶谷式のおっぱいマッサージで、
けっこう一人遊びができていたから、
当然といえば、当然だったのかも。

絵本をたくさん読んでもらったり、
かくれんぼをしたり、おもちゃで遊んだり、
風船を膨らませてもらったり、と普段だと
してもらえないようなことを沢山してもらえたせいか、
なかなか帰ろうとしなかった。

部屋の外に出ても、また戻ろうとしたほど。
よっぽど楽しかったんだねぇ…。

それにしても、初対面のひとにも全く人見知りをしないとは。
ムスメのたくましさを感じるハハなのでした。

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