カテゴリ:農苑より
![]() ![]() 1月27日(火)朝には無事第二センターの雪かきも終わり、 いよいよ、今冬のメイン作業である、ログハウス材の切り出しを始めることにした。 あらかじめ26日に、またしてもお世話になっている工務店さんのお力添えをいただいて、 ユンボを美深町の倉庫から切り出し地の名寄に運んでいただいた。 しかし、まずは除雪をしなければならない、 というのも除雪されている道路から切り出し場まで約1キロは除雪されていないのだ。 ユンボでまず道をつけることにした。 暖冬といっても1メートルは積もっているので、そのままユンボが入っていくと、雪に埋もれてしまうので、まずバケツで先の雪をつぶしながら、雪を固めるように進んでいく。 ![]() このまま順調に行くのかなと思っていたら、ところがどっこい、 今回、お手伝いというかご教授いただいているOさんからストップがかかる。 「ユンボのキャタピラを掃除していないだろ。土が詰まっている。冬の土は雪よりタチが悪くてカチカチに固まってしまうんだ。このまま作業を続けるのなら、キャタピラは間違いなくいかれてしまうだろう。」 ・・そう、いつものことかもしれないが、すべては段取り不足なのだ。 これは昨年11月ユンボを倉庫にしまう時、時間がない、内地に戻らなくてはならないということでついつい掃除をしそびれてしまったのだ。 ということで、僕とヒロさんとで、この土取り作業に半日も費やしてしまった。 ![]() ようやくのことで1/4くらいの土が取り終わった時、Oさんが登場。 「何やってんだ、かしてみろ。」 ということで、あっという間に残りの土を取ってしまった。 その間、およそ30分。 ![]() つくづく自分の不器用さを感じながらも、 またしても名人に出会えたのだ、と強く感じた時間だった。 田舎には名人が多い。そして、その一人として自分の腕前をひけらかしたりするような人はいない。良心的できわめて気持ちの良い人ばかり。 そんな皆さんに出会えたことを本当に感謝している。 こんな青二才に付き合っていただいて、恐縮な限りだ。 恵まれている、本当に恵まれているのだ。 こんな環境はめったにない。 ユンボに対しては非常に申し訳ないことをしてしまった。メンテナンスが大事ということがわかっていても、何かつい他の事を優先させてしまう。これは徹底的に直さねばなるまい。結局、その時、時間がかかったとしても、後々に確実に生きてくる。 こればっかりは多少夜が遅くなろうが、朝が早くなろうが、なんとか時間を割いてやるべきなのだろう。 そして、特にユンボみたいな大型機械のことに詳しくなれるし、相性もよくなる。 自分の想いを注ぐことで、彼らにもそれが伝わる。 こうなれば、ユンボとの距離も縮まり、一体にもなりうるのかもしれない。 by Yasu お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.01.31 23:31:30
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