カテゴリ:妊娠
先月、人生初の入院をしました。
病名は、重症妊娠悪阻。 いわゆる「つわり」です。 簡単な経過を以下に。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 入院期間は、13W1d〜14W0dの1週間。 尿検査で出たケトン4+と、水分摂取ができなくなったことが原因。 治療内容は、入院後3日間点滴+休息。 点滴は 500mL x 4本/日で以下のメニュー。(主にビタミン剤と吐き気止め) *フィジオ140+ビタメジン1V+エリーテン1A *フィジオ140 *フィジオ140+エリーテン1A *ヒシナルク 食事は病院食ベースで制限なし、食べられるものを食べられるだけ。 (とは言っても、量は食べられなかったけど...) 可能な限り、自力で水分摂取。 退院タイミングは自ら申し出て決定。(退院時点の尿検査では、ケトン3+くらいでしたが。) 点滴も外れてたし、病院食1週間経験して、食べられそうなものがある程度分かったし。 (病院の固いベッドが限界だったし。) 退院後は、吐く回数はむしろ増えたけど、負けずに食べて飲んで、 プリンペラン(成分はエリーテンと同じ内服薬)を頓服的に服用しつつ、 1週間後の15W時点で尿検査ケトン(-) に。 その後吐かずに普通の食事が摂れるまで回復したのは17W頃。 (気持ち悪さはまだまだ続いていますが。) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ちなみに、2回目の妊娠時のつわり経過はこちら。 生まれてこのかた大きな病気をしたこともなく、病院とは無縁の暮らし。 初めての妊娠も、トラブルなく順調に進むんだろうなーと正直油断してました。 つわりは程度の差こそあれ、多くの妊婦さんが経験するもの。 生理現象の1つだし、我慢で何とかなるもの、と実は思っていました。 つわりでダウンしちゃうなんて、心が弱いだけなんじゃ?って。 そんなこと思ってた自分を猛省。 立ち上がるだけで息切れ、お風呂から上がったら息が整うまでベッドに倒れ込む... 弱るとはこういうことか、と。 我慢にも限度があるんだ、って初めて知りました。 精神力でなんとかできるもんじゃありませんでした。 退院の時、頑張って水分摂ります!って言ったら、 「頑張る、っていうのはちょっと違うな。」とドクターに言われました。 「いつか終わるから。お腹が減ったら食べたいと思うもの少し食べるだけで十分だから。」って言葉に救われました。 できる範囲でできることをして、それでもダメなら助けてもらっていいんだな、って、気持ちが楽になりました。 体重は2ヶ月で7kg減。 ところが、つわりが落ち着いた頃、母と話していたら、 「私は最初の妊娠で、吐き続けて10kg痩せたわ」と。 しかも、入院もせずに、薬も一切使わずに、白粥で乗り切ったとのこと。 ストイックにつわりを乗り越えた母はすごい。 でも、私にはとても無理です。母とは限界が違うのです。 薬には確かにリスクもあるけど、知った上でそれ以上のベネフィットが得られるなら、 薬を使うことも悪くない、と今回の件で思いました。 (エリーテン、プリンペランがそれなりに効いてくれて、いくらか楽になれたので。) ちなみに、つわり中の支えになってくれた食品は、 *缶詰のフルーツ(特に黄桃) *うどん(すがきやの小さなおうどんが丁度良いサイズ) *味のないお粥 *ミルク飴 *野菜のクリーム煮(じゃがいも、人参などの根菜を小さく切って牛乳で柔らかく煮る) *サンドイッチ *いなり寿司 などなど。 油がとにかくダメで、調理には油を一切使わず、バラ肉などの脂も禁忌。 これは今でも継続していますが。 食の好みが史上最高にわがままになった2ヶ月間でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.12.11 09:57:39
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