つわりアゲイン
およそ6年前、重症妊娠悪阻で人生初の入院をしました。(その時の記事はこちら)つわりが怖くて、もう妊娠出産はたくさん!と思っていましたが、ようやく喉元過ぎて、熱さの記憶も朧げとなった頃、第二子妊娠。つわりは毎回同じというわけではないし、軽くなるかもね?なんて都合よく考えていた私、あっさり奈落の底へ。前回よりもひどいつわりが、前回よりも早く始まりました。吐く!吐く吐く!食べたら吐く!食べてなくても吐く!吐いたら食べられない!でも吐く!その結果どうなるかというと、胃酸を吐きます(酸っぱい)→胆汁を吐きます(苦い)→酸で喉の粘膜がただれます→血を吐きます→喉が痛くて何も飲めなくなります→脱水になります→入院!(最大-10kg)前回は、入院前は吐かなかったんです、あんまり。ただ食べられず、飲めず、脱水で入院。-7kgでした。うーん、今回の方が断然辛かった。今回の経過はこちら。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー入院期間は、8w3d〜9w3dの1週間。脱水と嘔吐による喉の痛みが原因。治療内容は、絶食+点滴。点滴は 500mL x 4本/日。(ビタミン剤と吐き気止め)ケトンは今回指摘されてない。(検査自体してない?)水分摂取を努力し、喉の違和感を改善するため逆流性食道炎治療薬(PPI)服用。退院時期は自分で決定し、退院数日前から点滴量を減らしていく。退院後も嘔吐ピークがやってくるも、PPIのおかげか喉が荒れることはあまりなく、時々点滴に通いながらやり過ごす。吐き始め(7w頃)から約2ヶ月で嘔吐が止まり、徐々に普通の食事が摂れるように。気持ち悪さは続きつつも回復を実感できたのは、前回と同じ17W頃。おまけに今回は後期に入って再び逆流性食道炎様症状で食事毎にゲフゲフ...喉焼ける。結局産むまでお腹いっぱいご飯を食べる喜びはお預けとなるのでした...。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー思うに、少子化対策ってね、つわりの原因をちゃんと究明して、つわり期間を快適に過ごせるケア方法をちゃんと研究したらね、もう少し改善するんじゃないか、って思う。ひどいつわりを経験した妊婦の次の妊娠への警戒感たるや、想像以上ですよ。少なくとも私は、一人っ子宣言をしていた理由の大半は、もうつわり嫌だ、でしたから。今回も辛かったなぁ。人によっても妊娠によってもそれぞれ経過は違うと言われますが、つわりが再現(悪化)する場合もあるよ、というレポートでした。