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福知山線の脱線事故は、あまりにも厳しい定時運転への要請がプレッシャーとなって運転士の心理に影響したのが原因の一つではないか、といわれています。
このプレッシャーを与えたのはJR西日本、という事になっていますが、我々利用者の側はどうでしょうか。 日本の鉄道は正確無比で、外国から見ると驚異であるようです。 しかし、正確無比に列車を動かしているのはロボットでも機械でもありません。人間がしているのです。 定時運転は勝手にできるのではなくて、それを支えるいろんな人の努力の結果、決まった時間に何事もないように列車が走るのです。 鉄道事業だから、乗客から運賃を取っているのだから、きちっとやって当たり前、定時について当たり前かもしれません。 でも、私はそのいろんな人の努力に対する感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思います。 もちろん、事業者側もお金を払って利用してくれる乗客への感謝の気持ちを忘れないで欲しいのですが。 乗せてもらってありがとう、乗ってもらってありがとう。そう言い合えるようになれば、この世の中もぎすぎすしているのが少しはましになって、運転士が感じた「プレッシャー」なるものも減っていくかもしれません。 安全装置などの人のミスをカバーする機械も当然必要ですが、やっぱり一番大切なのは「人」ですよね。 もっとゆとりのある気持ちになりたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年05月22日 23時32分45秒
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