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毎日日本国中を湧かせてくれているアテネオリンピック。
すでに日本勢の金メダル獲得数は、4年前の倍になろうとしている。 さらに私たちに歓喜の力を与えてくれることであろう。 反面、4年前の栄光から一気に滑り落ちた選手もいれば、出場だって出来ず涙をのんだ選手もいる。 結果だけでなく、これまでの努力に対しても賞賛してあげたいものである。 ここに4年前のシドニーオリンピックのニュースがある。 いまと比べると、面白い変わりようが確認出来るのではないだろうか。 20世紀最後のオリンピックは、1956年以来の南半球での開催となる、オーストラリアのシドニーで行われた。今大会から競輪やトランポリン、トライアスロンなどが登場、計28競技300種目という史上最大規模で、200カ国が参加、開会式では先住民族のアボリジニーの文化が紹介され、北朝鮮と韓国が手をつなぐ合同行進が実現、「平和」というメッセージが送られた。 世界が注目した17歳、身長196センチ、足のサイズは35センチの天才スイマー、イアン・ソープ。金メダルを逃した男子200メートル自由形以外の男子400メートル自由形、4×100メートル、4×200メートルフリーリレーで世界新記録と金メダルを獲得。彼や陸上の女子400メートルで、先住民族アボリジニーの金メダリストとなったキャシー・フリーマンらの活躍に地元シドニーは大いに沸いた。 日本勢は、サッカーで32年ぶりの決勝トーナメント進出や野球でプロ・アマ合同チーム誕生をはじめ、女子マラソンでリディア・シモンとの一騎打ちを制し、陸上の日本女子初の金メダルを獲得した高橋尚子、「最高でも金、最低でも金」という悲壮な言葉で悲願の金メダルを獲得した田村亮子ら柔道陣、田島寧子や中尾美樹ら競泳陣、決勝でアメリカに惜敗した宇津木監督率いる女子ソフトボールチーム等々、女性が参加するようになってちょうど100年のオリンピックは、それを象徴するかのように女性の活躍が印象的な大会であった。 柔道の篠原、“世紀の大誤審”に敗れる 前日の井上康生金メダル獲得の興奮も冷めやらぬ柔道最終日、男子100キロ超級の決勝戦でその事件は起きた。篠原伸一が因縁の相手フランスのダビド・ドイエに内股すかしを決めてガッツポーズをしたが、なんとニュージランド人の審判はドイエの有効をとり、篠原はその後、動揺を隠し切れず敗れてしまった。当然全日本柔道連盟は抗議したが、判定は口が覆らず、篠原の会心の技、金メダルは幻となってしまった。 柔道、井上は絶好調で金メダル、女子の上野は初戦で敗退。 今回はその逆。 いろんなことが言われているけれど、一寸先は分からない展開が待ち構えているものですね~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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