オニャンキーの世界

新潟中越地方の地震は、一夜明けて明るくなるに従って、被害の大きさがどんどん確認されてきた。
テレビを観ているとそのひどい状況に胸が痛む。
ついに２４日午後５時現在で、小千谷市を中心に死者２０人、行方不明者３人、負傷者１５００人（新潟県など調べ）に達した

日曜日であるが、この非常事態でじっとしているわけにも行かないので工場へ出社した。

テレビを観て心配して電話を下さる関係業者の方もおらる。

私の新潟工場はは被害がなかったと、ホッ胸を撫で下ろしても、おなじ会社の長岡営業所の状況が深刻である。

納入している会社の設備にもかなりの被害が出て、すぐ操業開始が無理の状況とか。

従業員の自宅ではタンスが倒れたままで避難したので、これから自宅に帰り後片付けをするという報告が入る。

新潟市にある私の工場の納品先工場のことが心配される。

なぜなら、上越線が不通になっており、貨物が正常に送れないようである。毎日コンテナと貨物列車で約６００トン近い製品出荷していたものがストップするのだから影響は大きい。
全部トラックでまかないきれないだろう。
そうすれば出来上がった製品が溢れ出すので操業を縮小しなければならなくなるのではなかろうか。

それは、当社の納品にも影響が出て、売れ上げ減になり兼ねない。この先、状況如何では深刻な問題も出てきそうで、不安感が高まる一方である。

でもありがたい。
大勢の方からの激励のメッセージが届く。
普段の倍以上のアクセスがある。
みんな支え合い、励まし合い、この人生を送っているのだという、心強い連帯感を感ずる。

みなさん、ありがとうございました。