カテゴリ:社会の一こま
先週の今日(3月3日)、里谷多英選手の泥酔による不祥事を綴ったが、今度は同じ酔っての事件とはいえ、多くの国民があきれ果てるような、国会議員によるハレンチ事件。
ついに議員もここまで落ちてしまったのかと嘆くような行為。 伝えられるニュースによれば、自民党衆院議員の中西一善容疑者(東京4区)が10日、女性に抱きつくなどしたとして、警視庁麻布署に強制わいせつ容疑で現行犯逮捕されたという。 国会議員の強制わいせつ容疑は、もちろん初めてのこと。 調べによれば、中西容疑者は10日未明、東京・六本木の路上で、22歳の女性にいきなり抱きついて壁に押し付け、衣服に手を入れて胸をつかむなどしたという。女性が抵抗すると現場を立ち去り、近くのスナックにいたところを女性の通報で駆けつけた同署員に逮捕されたという。 さらに、あきれるのは、調べに対し、「信じられないことをしてしまった。反省している」と話す一方で、「(女性は)客引きかと思った」とも供述しているのだという。 ええっ、以前にも客引きという女性と、何らかの接触や行為があったということを、自ら暴露しているようなもの。 「酒に酔ったうえでのことは、ある程度は許される」とでも甘えていたのか。 でも最近は、酔ってのことでは昔のように簡単に許される社会でなくなってきていることは、誰しも分かっているはずだ 私流に考えると、そこまでしなければならないほど、欲望の発散する場所がなかったのかと可哀相にもなってしまう。 これで一生を台無しにしてしまったのだから。 可哀相なのはそれだけでない。 「どうして、こんな議員を選んでしまったのか」と、投票した東京4区の選挙民のひとたちの気持である。 ましてや現在は、職場でのセクハラをはじめ、女性への暴力や嫌がらせが、女性に対する人権侵害だという考え方が国際的にも国内的にも定着している時代。 本来なら国民の先頭に立って改善策検討すべき国会議員の中に、こんな人物が存在していたとは。 中西容疑者の辞職に伴う衆院東京4区の補欠選挙は、4月24日投票の統一補選として実施されることになるという。 国民を甘く見ると、とんでもないしっぺ返しがありますぞ~! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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